インフォメーション
LICENSE厚生労働大臣許可医療機関
第二種・第三種再生医療等提供計画 承認済
リペアセルクリニックは、第二種・第三種再生医療提供計画を厚生労働省に提出し受理されました。
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自己脂肪由来幹細胞を用いた
脳血管障害の治療 -
自己脂肪由来幹細胞を用いた
糖尿病の治療 -
自己脂肪由来幹細胞を用いた
肝障害の治療 -
自己脂肪由来幹細胞を用いた
関節症治療 -
自己脂肪由来幹細胞を用いた
顔面萎縮症、皮膚再生治療
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多血小板血漿(Acti-PRP)を用いた
変形性膝関節症の治療 -
多血小板血漿(Acti-PRP)を用いた
筋腱炎、靭帯炎の治療 -
多血小板血漿(Acti-PRP)を用いた
毛髪組織治療 -
多血小板血漿(Acti-PRP)を用いた
皮膚再生療法


















これによりまだ国内では認可の少ない、自己の幹細胞を点滴で体内に巡らせ内臓などを再生させる治療、「変形性関節症」などの再生医療および、PRP(多血小板血漿)の関節内投与、さらにPRPや幹細胞を用いた肌の再生や毛髪の再生を、再生医療等安全確保法のもと、自由診療にて提供できるようになりました。自己の幹細胞を用いる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会において、治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制など厳しく審査を行い、適切と認められる事ではじめて厚生労働省に治療計画を提出することができ、そこで受理され番号を付与されて、ようやく治療を行うことが可能となります。
自分の細胞を活用し、
蘇らせる「再生医療」とは?
ケガをして傷がふさがる、傷跡が少しづつ薄くなる・・
当たり前のようですが、実はそこには細胞のチカラが働いています。
それはあなたの身体の細胞が、
弱ったところを修復するために皮膚になろう骨になろうとしているのです。
その細胞のチカラを最大限に引き出して治療を行うことを
「再生医療」と呼びます。
リペアセルクリニックの特長
当クリニックは、疾患・美容という分野すべてを、自己細胞を用いた先進医療で行うことができる国内でも珍しい部類の厚生労働大臣許可医療機関です。
CPC(細胞加工施設)の高い技術により、冷凍しない方法で幹細胞を投与できるので高い生存率を実現。
ご自身の細胞や血液を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配がほぼありません。
- 1億の細胞を
投与可能※但し適応による - 高い
安全性 - 入院不要
日帰り - 身体への
負担が少ない - 高い技術力を
もったCPC

できなくなったことを、再びできるように。
わたしは、医学部卒業後、大阪市立大学付属病院で関節や脊椎の疾患、脊髄損傷などの外来や手術に従事しました。また、救命救急センターで脳卒中や心疾患などの内科疾患を幅広く経験しました。膝や股関節の人工関節については専門病院で約1000例以上の手術とリハビリを手掛けてきました。それらの経験をもとに生まれ育った地元で地域医療を担うため、平成17年大阪住吉区に、さかもとクリニックを開業しました。今では少しでも地域に貢献できればと在宅医療や訪問看護・訪問リハビリにも力を入れております。
再生医療に出会うまでは、外来における治療のなかで、糖尿病、肝臓疾患、高血圧、高脂血症などの生活習慣病をどうすれば薬の数を減らすことができるのか、どうすれば手術をせずに膝や腰の痛みを少しでも和らげることができるのか、そして脳卒中や脊髄損傷の効率の良いリハビリテーションについても考えてきました。リハビリテーションにも力を入れ、筋力トレーニング施設(さかもとスポーツリハビリテーション)も取り入れる事で、リハビリ、筋力トレーニング、食事などの生活習慣を中心とした治療メニューを考えてきました。できる限り患者自身の持つ本来の力で、少しでも症状を緩和させる医療にも取り組んでまいりました。

このように当院ならではの治療方法やリハビリテーションの強みを活かすことで、その結果、沢山の患者様からの感謝と笑顔を頂けとても嬉しく思っています。ただ、それでも従来の保険治療には限界はあり、他にいい治療法がないものかと探していた時に再生医療に出会いました。この新しい治療で今までの限界を超えられるあらたな可能性を実感し、この最先端治療を取り入れることにしました。
そしてこの再生医療で多くの方に満足していただいたという実績と、再生医療の新たな可能性に確信を持ち2019年に大阪の福島区に再生医療専門センターを設立することに至りました。
今後もわたしは、あくまで自分の”細胞”の力、自分の治癒力を最大限に高めて病気を治すことにこだわっていきたいと思っています。
医療法人美喜有会理事長 坂本 貞範
略歴
- 1997年3月
- 関西医科大学 医学部卒
- 1997年4月
- 医師免許取得
- 1997年4月
- 大阪市立大学医学部付属病院 勤務
- 1998年5月
- 大阪社会医療センター附属病院 勤務
- 1998年9月
- 大阪府立中河内救命救急センター 勤務
- 1999年2月
- 国立大阪南病院 勤務
- 2000年3月
- 野上病院 勤務
- 2003年3月
- 大野記念病院 勤務
- 2005年5月
- さかもとクリニック 開設
- 2006年12月
- 医療法人美喜有会設立 理事長就任
当院で再生医療を
サポートする専門医

渡久地 政尚
略歴
- 1991年3月
- 琉球大学 医学部 卒業
- 1991年4月
- 医師免許取得
- 1992年
- 沖縄協同病院 研修医
- 1994年
- 沖縄協同病院 外科 勤務
- 2000年
- 癌研究会附属病院 消化器外科 勤務
- 2008年
- 沖縄協同病院 内科 勤務
- 2012年
- 老健施設 かりゆしの里 勤務
- 2013年6月
- 医療法人美喜有会設立 ふたこクリニック 院長
- 2014年9月
- 医療法人美喜有会設立 こまがわホームクリニック 院長
- 2017年8月
- 医療法人美喜有会設立 訪問診療部 医局長
所属学会

圓尾 知之
略歴
- 2002年3月
- 京都府立医科大学 医学部 医学科 卒業
- 2002年4月
- 医師免許取得
- 2002年4月
- 大阪大学医学部附属病院 脳神経外科 勤務
- 2002年6月
- 関西労災病院 脳神経外科 勤務
- 2003年6月
- 大阪大学医学部附属病院 脳神経外科 勤務
- 2003年12月
- 大阪母子医療センター 脳神経外科 勤務
- 2004年6月
- 大阪労災病院 脳神経外科 勤務
- 2005年11月
- 大手前病院 脳神経外科 勤務
- 2007年12月
- 大阪大学医学部附属病院 脳神経外科 勤務
- 2012年3月
- 大阪大学大学院 医学系研究科 修了(医学博士)
- 2012年4月
- 大阪大学医学部 脳神経外科 特任助教
- 2014年4月
- 大手前病院 脳神経外科 部長

症例紹介
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- 膝関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
以前から痛みが強く歩行しにくい この方は、5年以上も前から膝が痛くて歩行困難でした。いつも家族で旅行に行くのが楽しみでしたが、ここ数年は膝の痛みで行けていないとのことです。娘様が、どうしても母と旅行をしたくてインターネットで色々調べたところ当院を見つけてくださいました。 ヒアルロン酸の注射は何回かして過去に痛みが取れたこともありましたが、最近はヒアルロン酸が効かなくなってきました。あと関節の可動域が悪くなって、脚が真っ直ぐに伸びなくなってきていました。変形性膝関節症の方はほとんどの人に関節拘縮が見られます。この拘縮はヒアルロン酸の注射だけでは治りません。他の整形外科でヒアルロン酸はしていたが、リハビリはしていないという方がとても多く見られます。関節拘縮について医師からの説明も受けていないこともしばしば見られます。 当院では、拘縮の方によく効くリハビリも指導しています。それによりかなりの痛み改善につながります。もちろん筋力トレーニングも指導します。再生医療だけでなく、トータルで治療しなければ良い治療成績につながりません。 レントゲン所見 レントゲン上では、膝関節の内側の軟骨がすり減っており、左膝の方がかなりすり減っています。本来なら人工関節の適応になっています。 PRP 、右2000万個 左8000万個 合計1億個の幹細胞を投与する 左の方が進行しているということで、左の方に多くの幹細胞を投与しました。当院独自の幹細胞を冷凍せず投与する方法で治療を行いました。投与して2週間目から痛みがだんだんと和らぎ、3ヶ月目には痛みが全くなくなりました。今はコロナの時期なので旅行は行けませんが、外出しても膝の痛みがないのでかなり喜んでおられました。 ID000151 監修:院長 坂本貞範
2021.01.19 -
- 膝関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
とても強いO脚変形あり歩行困難 この方は、10年前から痛みがありその後だんだんと痛くなりました。ついにはO脚変形も見られ近くの整形外科で人工関節しなければいけないと言われました。 変形性膝関節症の経過には色々なタイプがあります。軟骨がすり減っていても痛みのない方、変形のスピードが速い方、 O脚ではなく反対の X脚に変形する方などです。一般的な治療はヒアルロン酸の注射ですが、ヒアルロン酸が全く効かない方もいれば、余計に痛みが強くなる方もおられます。 人工関節についても、手術をしても痛みが取れなかったり、痛みが強くなる方もおられます。さらに金属アレルギーの方は人工関節の手術ができなくなります。そうなると、今までなら歩けなくなると車椅子を余儀なくされることとなります。しかし、再生医療の登場で手術しなくても痛みをかなり軽減できることができるようになりました。 レントゲンでかなりの変形がある 1億個の幹細胞とPRPを投与 変形が強いため1億個の幹細胞とPRPを投与しました。レントゲンではかなりのO脚変形を認めます。右膝は軟骨がなくなり骨同士がぶつかって、膝の骨が陥没しています。ここまで一点手中して骨が凹んでいると一般的には再生医療でも成績は良くないと言われていますが、当院での幹細胞の数と質であればかなりの痛み軽減が期待できます。 実際この方の痛みは、幹細胞投与をして5ヶ月目には治療前と比べ80%も痛みが取れています。そこまで痛みが取れると、買い物や散歩もできるようになり日々の生活もぐんと楽になられています。 ID000149 監修:院長 坂本貞範
2021.01.13 -
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
両肩の腱板損傷の幹細胞治療 この方は、約5年前から両肩の痛みが出現。日常生活が困難となり近くの病院で肩腱板損傷と診断される。手術以外の方法を探していたところ当院のサイトを見て来院されました。 肩関節の動きは正常と比べ90%ほどの関節の可動域はありました。腱板損傷して5年経っていますが、肩の動きは良い方でした。これならマニピュレーションしなくてもリハビリのみでも可動域改善は見込めるでしょう。 MRIでは、左よりも右肩の腱板損傷が強く見られました。 両肩に2500万個ずつ幹細胞を投与する 両肩にエコー を見ながら2500万個ずつ幹細胞を投与しました。同時に高濃度PRPも投与しました。幹細胞とPRPを投与することで、さらに幹細胞の力を高めることができます。そして、当院独自の冷凍しない方法で幹細胞の質を落とさず高い生存率の状態で投与します。 投与して1ヶ月目で急に肩の痛みが軽くなって動かしやすくなりました。その後の経過は1ヶ月おきに2割ずつ痛みが軽減し、幹細胞投与して4ヶ月目には、治療前の痛みを10とすると左肩1右肩1となりました。日常生活にも支障はなくなりました。今後もリハビリ継続し痛み0を目指していきます。 ID000201 監修:院長 坂本貞範
2021.01.05 -
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
肩が痛くて上がらない!関節鏡の手術必要と宣告された この方は飲食を経営されていましたが、肩の痛みで仕事ができなくなり、さらにかかりつけの整形外科の先生に肩の手術をしないといけないと言われたため一度店を閉めて、入院手術の方向で考えられていました。その時、当院のことを知り手術をせず治るならぜひということで来院されました。 来院時は肩の動ける範囲として、腕を90度ぐらいまでしか上がらない状態でした。関節が固まる強い拘縮がみられ、ハイブリッドマニプレーションも幹細胞と同時に行う方向となりました。 まずは、拘縮を取る 関節の拘縮をとるため幹細胞治療の前にハイブリッドマニプレーションを行いました。まずエコーを見ながら、肩や腕につながる神経を部分麻酔します。そして肩の周りに麻酔が効いた後、他動的に腕を動かして拘縮をはがします。その後に早く損傷した組織が回復するように高濃度PRPを注射します。このように当院独自のハイブリッドマニプレーションとは、マニプレーションと再生医療を組み合わせた治療を言います。一般的なマニプレーションは入院が必要ですが当院では日帰りで可能で、再生医療も加えることで治療効果をグンと高めます。 MRIで腱板部分断裂 MRIで肩腱板の部分断裂を認めます。 幹細胞投与して3ヶ月でほとんど痛みがなくなる ハイブリッドマニプレーションしたあと、培養された幹細胞を投与しました。投与の時はエコーを見て部分断裂したところにピンポイントで投与しました。当院の幹細胞は冷凍せず投与できるので高い治療効果が期待できます。 投与して数日すると徐々に痛みが取れ始め、腕も動かしやすくなり約3ヶ月後にはほぼ正常に動くようになりました。その間当院のリハビリへ通院していただきしっかり可動域訓練を行いました。関節の治療全てに言えることですが、やはりリハビリはとても大事となります。 もともと、肩の手術を予定していたので一旦お店は休業としましたが、今回の幹細胞治療により結果的に店は休業しなくてもよかったことになります。しかし、これだけ早く回復したので店の再開が早まったのでよかったと思われます。 ID000188 監修:院長 坂本貞範
2020.12.23
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トピックス
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- ひざ
走ることが命であるマラソンランナーにとって「膝の痛み」は致命的です。 我慢して走っても症状を悪化させるだけであり、原因の特定と治療を進めることが必要不可欠となります。 そこで、マラソンランナーの膝の痛みの原因について解説します。 膝の痛みが出やすい部位とその原因について マラソンランナーの膝の痛みは、具体的に「膝のどこが痛むのか?」によって、ある程度の原因を特定することができます。 膝の外側の痛み マラソンランナーの膝の外側の痛みは「ランナー膝」が原因であると考えられます。膝の使いすぎにより発症するもので、主な症状としては腸脛靱帯が炎症を起こしているということが挙げられ、その炎症により痛みが生じます。 膝の内側の痛み マラソンランナーの膝の内側の痛みは「鵞足炎」が原因であると考えられます。着地の際に足の内側に体重がかかる走り方をしていることが主な原因であり、ダッシュや登坂時に膝の内側が痛みやすいです。 膝の皿周辺の痛み マラソンランナーの膝の皿周辺の痛みは「ジャンパー膝」が原因である可能性が考えられます。ランニングフォームが前傾姿勢になっている人に好発し、坂道を下る際などに痛みが出やすいという特徴があります。 膝全体の痛み マラソンランナーの膝全体の痛みは「変形性膝関節症」や「半月板損傷」が原因であると考えられます。膝関節の軟骨や半月板が痛んでいることで、さまざまな場面で膝に痛みを生じます。 マラソンランナーの膝の痛みの対処法にはどんな方法がある? マラソンランナーが膝の痛みを訴える場合は、ひとまず運動を中止し、医療機関を受診して原因を究明し、適切な治療を開始することが重要です。 膝関節や周辺組織の損傷が主な原因であるため、運動を中止しなければ症状が悪化する可能性が高いです。 治療方法は症状次第ですが、「保存療法」あるいは「手術」によって治療することになるでしょう。具体的な期間は症状次第ですが、当面は本格的なランニングはお休みして治療に専念する必要があります。 マラソンランナーなどのアスリートの膝の痛みには再生医療という選択肢もある! マラソンランナーに限らず、アスリートにとって本格的なスポーツから離れる期間が長いことは、パフォーマンスの低下につながることになってしまいます。 早期のスポーツ復帰を目指したいと思いますが、医師から指示された安静期間を無視すれば症状の再発や悪化は回避できません。 もし、少しでも短期間で完治させられる可能性に期待したいのであれば「再生医療」という選択肢があります。 再生医療は幹細胞を利用することで、損傷している靭帯や軟骨の再生を促す新しい治療法です。従来の保存療法と比較して治療期間を短くできる可能性があり、スポーツ選手にとって注目すべき治療法となっています。 まとめ マラソンランナーにとって、万全の状態でランニングができないことは非常に大きな問題です。 少しでも早く復帰したいと考えているのであれば、再生医療で膝の痛みを治療するという選択肢についても検討してみてはいかがでしょうか。
2021.01.16 -
- 再生治療
人工股関節の手術をした後も、介護の仕事を続けていきたいと思うのではないでしょうか? 介護の仕事は、移動の介助など肉体労働があるので、不安になります。 人工股関節についての解説と合わせて、介護の仕事をすることができるのかをふまえて注意点などについてみていきましょう。 人工股関節で介護の仕事はできる?注意点はある? 人工股関節の手術をした後、介護の仕事は可能です。 しかし、股関節に負担がかかる動作は制限があるので、可能な仕事と不可能な仕事は分かれます。 人工股関節の場合、注意点があります。日常生活においての注意点と介護の仕事の注意点について、分けて説明します。 日常生活の注意点 ・重労働と激しい運動は避けましょう。 ・座るときは椅子を使用し、臥床時はベッドの利用がおすすめです。くずさない正座は可能ですが、女すわりやとんびすわり等は避けましょう。脱臼を引き起こす原因となります。 ・歯科治療の際には、歯科医師に人工関節であることを伝えておくと安心です。感染予防のために抗生物質の投与をおこなう場合もあります。 ・定期的な通院は必ず守ることが大切です。レントゲン検査にて、人工股関節の状態を確認します。 介護の仕事の注意点 ・立ち仕事は、特に制限はありません。 ・しゃがみ動作や、屈み動作に気をつければ可能です。 ・重いものを持つ動作は股関節に負担をかけることがあります。また全介助を必要とするトイレ介助や移動介助なども、股関節に負担がかかります。 ・入浴介助は、しゃがみ動作や屈み動作が多い介助なので、できれば軽介助の方を介助しましょう。 ・人工関節の耐用年数は、約20年と考えられています。体重の増加や肉体労働などによる負荷にて、耐用年数が短くなる場合があります。 ・介護の仕事は、股関節に負担の少ない、軽介助の方の介護が望ましいです。 人工股関節って何? 股関節に病気がある場合、人工股関節が適用される場合があります。「足の付け根が痛い」「靴下がはきづらい」「足の長さが左右で違う」などの症状が出現し、整形外科に受診することで、股関節の病気が見つかります。 股関節の代表的な病気は、変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、関節リウマチなどです。 保存療法をおこなった場合でも十分な効果が得られない場合があります。その場合は、人工股関節置換術がおこなわれます。人工股関節置換術は再び歩行を可能にするために有効な治療法となります。 まとめ 人工股関節について、介護の仕事の継続のこと、注意点について紹介しました。人工股関節の場合は、介護の仕事は出来ますが、制限が生じます。 そのことをふまえた上で、股関節の病気は自分に合った治療法を選択することが大切です。 近年は、再生医療による治療を選択することも可能です。この治療は、患者さんの負担を抑えることができ、副作用も少なく済む治療法として注目を集めています。 股関節の病気の治療法のひとつとして、再生医療を選択することも検討してみると良いでしょう。
2021.01.15 -
- おでこ
- 美容
一般的におでこのしわが気になり出すのは40代以降という方が多いです。 おでこに限ったことではありませんが、年齢を重ねると、肌のコラーゲンやヒアルロン酸の減少、紫外線による肌ダメージ、皮膚の乾燥などによって、しわができやすくなります。 しかし、生まれつきおでこにくっきりしわがあるという方もいます。今回は、おでこのしわが生まれつきある理由について解説します。 生まれつきの「おでこのしわ」の原因 ①眉を上げて目を見開く癖がある おでこのしわは表情の癖が原因になっていることがあります。顔の表情が豊かで目で語りかけるようなタイプの方は、使わなくてもいいおでこの筋肉まで使って目を見開いている場合があります。 このような癖が、子どもの頃からの習慣になり、いつの間にかおでこにしわができてしまったのです。 表情が豊かなのはいいことですが、そのまま続けているとしわはますます深くなっていきます。しわは美容の大敵です。 眉を上げずに目を開けられるように、鏡の前でチェックしてみてください。 生まれつきの「おでこのしわ」の原因 ②まぶたを開ける筋肉が弱い 病気とまではいかなくても、目の開閉を行う筋肉である眼瞼挙筋の働きが生まれつき弱い方もいます。すると、眼瞼挙筋を補うためにおでこの筋肉を使って目を見開くようになります。 自分では普通に目を開けているつもりでも、眉毛を大きく上げ下げしているために、おでこにしわができてしまうのです。 視力が弱い場合でも、必要以上に力を入れて目を細めたり見開いたりすることでしわができる原因になります。 おでこに手のひらをのせて、目を開く時に眉を上げないようにトレーニングしましょう。 生まれつきの「おでこのしわ」の原因 ③眼瞼下垂という病気 眼瞼下垂はまぶたを正常に持ち上げることができず、まぶたが垂れ下がって目にかかっている状態です。 眼瞼下垂には先天性と後天性がありますが、先天性ではまぶたを引き上げる筋肉の働きが十分発達していないために起こります。 上まぶたが開けづらく見えにくいために眉毛を上げて目を開くことで、おでこにしわができやすくなるのです。 片方の目だけの場合と両目の場合があり、まぶたを引き上げる手術が必要なこともあります。視力にも影響しますので、眼瞼下垂の場合は、眼科への受診をおすすめします。 まとめ 生まれつきおでこにしわがあるのは、①表情の癖、②まぶたの筋肉が弱いため、③先天性眼瞼下垂のどれかが原因となっている可能性があります。眼瞼下垂は日常生活にも影響を及ぼす恐れがあるので、早めの治療が安心です。 おでこのしわがコンプレックスになっているという方は、専門のクリニックで相談してみるという方法もあります。あなたに合った治療方法を提案してもらえますから、受診を検討してみてはいかがでしょうか。
2021.01.15 -
- 肩
肩腱板損傷になると、腕が上がらなくなって悩まされるようになります。思うように腕が上がらないと洗濯物を干す、高いところのものを取るといったことが困難になるなど日常生活でもいろいろと支障が出てきます。また、ずっとこのような状態が続くのだろうかと不安になる人もいると思います。 そこで、今回は肩腱板損傷で腕が上がらないというのはなぜなのか?ということについて紹介します。 肩腱板損傷で腕が上がらないのはなぜ? 肩腱板は肩関節を覆う筋肉です。肩関節は複数の関節がありますが、それらの関節だけでは非常に不安定でスムーズに動かすことができません。その関節を安定させてスムーズに腕をあげたり、捻ったりすることをできるようにしているのが肩腱板です。 肩腱板が損傷してしまうと、肩関節を安定させる役割を十分に果たせなくなり、肩関節が不安定になるため腕が上がらないという症状が出ることがあります。 五十肩の腕が上がらない症状と肩腱板損傷で腕が上がらない症状の違い 腕が上がらないというのは肩腱板損傷でよくある症状の1つですが、腕が上がらないと言えば五十肩をイメージする人もたくさんいると思います。 たしかに、五十肩でも腕が上がらなくなることはありますが、五十肩の場合は肩関節が不安定になるのが理由ではありません。五十肩の場合は本来柔らかくて伸びがある関節がかたくなってしまうのが主な理由になります。また、痛みが強すぎて動かすことができないというケースもあります。 このように、腕が上がらない理由は異なりますが、それが肩腱板損傷か五十肩かを自分で判断するのは難しいです。 肩腱板損傷で腕が上がらないときの対策 肩腱板損傷はそのままにしておいても、損傷した部分が自然に修復し治るということはありません。悪化して損傷した部分が拡大したり断裂してしまうことがあります。 しかし、肩甲骨や脊柱など肩関節周辺の筋肉や関節を柔らかくすることで、腕を上がりやすくすることは可能です。ただし、状態の程度によっては手術をしないと腕を上がるようになるのは難しいケースもありますから、まずは専門医に相談をしてみましょう。 まとめ 肩腱板損傷で腕が上がらないという症状について紹介しました。 無理やり腕をあげようとしたり、何とかしようと自己流で対策をすると悪化してしまう可能性があります。肩腱板損傷で腕が上がらないのを何とかしたいという人は、まずは医療機関で診てもらうことをおすすめします。 こちらも併せてご参照ください
2021.01.12