股関節の痛み hip joint pain

わたしが解説します!(理事長)

変形性股関節症

主な要因として、
・先天性股関節脱臼(うまれつき股関節がはずれているもの)
・臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)
・関節リウマチ、ケガによるもの(大腿骨頚部骨折・股関節脱臼骨折・骨盤(寛骨臼)骨折)
これらの疾患が原因となり、変形性股関節症になります。

40~50歳代の女性に多く、男性の7倍ともいわれており、全国で約500万人いると言われています。約90%を占めているのが、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全が原因で長い年月のうちに、関節の噛み合わせが悪くなり軟骨がすり減って、変形性股関節症となるケースです。

先天性股関節脱臼とは、出生前および出生後(出生時)に大腿骨頭が関節包の中で脱臼している状態をいいます。脱臼とは、本来ある場所から違う場所へ移動していることです。

初期には運動制限が明らかにあるわけではなく、 関節の変形が進行するにつれて、靴下はき・爪切りが困難になってきたり、しゃがみ込みづらくなったりと、関節の動きに明らかな制限がかかってきます。ひどくなると安静時にも痛みが出ます。また、跛行(はこう)といって、痛みから逃れるために左右に揺れて歩くこともあります。

正常な股関節と変形性股関節症

正常な
股関節

変形性
股関節症

主な症状

  • 脚の付け根が歩くと痛い
  • しゃがめない
  • 階段が辛い
  • 靴下が履きにくい
  • 太ももが痛い
  • 左右に揺れて歩いている

すでに診断や治療されている方

  • 人工関節の手術を勧められているが抵抗がある
  • 入院するための休みが取れない
  • 今の治療に成果を感じられない

※当院では痛みや症状に合わせた最適な治療をおこないます

従来の治療法

そもそも股関節は、膝や肩のような関節内注射をできるクリニックが少なく、主に痛みを緩和するための内服治療やリハビリテーションといった治療法しかありませんでした。私は、痛みが抑えられない患者さんに時々注射を行っていますが、膝や肩のようには効き目が出ません。痛がる患者さんを前になんとも空しい心境でした。
症状が進行していくと、日常生活や歩行に大きな制限がかかり、そうなった場合、身体の負担の大きい人工関節などの手術をせざるを得なくなります。手術をしたくないという方は、保存療法を行いながら痛みを我慢するしか方法がありません。股関節は歩行に大きく影響しますので、歩くのが億劫になり筋力が低下し、そのまま車椅子になったり寝たきりになってしまう場合がとても多いのです。
かといって大きな手術を受けるのも、身体と心に大きな負担がかかってしまうのもまた事実です。患者さんの悩む姿を、私も数多くみてきました。

変形性股関節症に対する当院の治療

当院では従来の保険診療での治療の他に、新たな可能性を見出すことができました。
保存療法か手術か、の二者択一ではなく、3番目の選択肢となる、股関節の再生医療です。

股関節の再生医療は、自身の細胞で軟骨損傷を修復し、症状の進行を遅らせ、痛みを改善するといった効果が期待できます。
今までの治療では満足のいく効果が得られないが、他の選択肢がなくお困りの方や、どうしても手術療法は避けたいとお考えの方にすすめたいのが、当院で提供できる股関節の再生医療です。

また、先述しましたが股関節のヒアルロン酸注射は膝や肩と比べて効果が少ないといわれていますが、股関節の再生医療においては、多数の文献でも成績がいいというデータが出ており、長年苦しんでいる患者さんをみてきた私にとって、まさに今までの価値観を覆す、画期的な治療法だと思います。

幹細胞治療の特徴

1自己の細胞による再生

幹細胞は臓器や皮膚、骨や筋肉にもなり得る細胞です。この性質を利用し、自身の幹細胞を培養して投与することで身体がダメージを受けている部分を再生できる可能性があります。

2身体の負担が少ない

ごく少量の脂肪をとるだけなので脂肪の少ない方や、高齢の方でも治療ができます。

3高い安全性

自身の血液や脂肪を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配はありません。

4高い技術と安全性の
細胞加工施設

厚生労働大臣の許可を受けた国内トップレベルの高い培養技術を持ったCPC(細胞加工施設)による一括管理。

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