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足首の靭帯断裂を起こしても歩けるの?

「靱帯断裂」と聞くと、大ケガというイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。そして、足首の靱帯断裂を起こすと、歩けなくなるのか、それとも歩けるのか…という事が気になる方もいると思います。

今回は、足首の靱帯断裂を起こしても歩けるのかどうかについて解説します。

足首の靭帯断裂は歩ける程度のケガ?


結論から言うと、足首の靱帯断裂を起こしても歩ける!ということがほとんどです。

しかし、完全断裂や複数個所の断裂の場合は痛みや足首の不安定さから歩行が困難になることもあります。また、歩けない場合は捻挫ではなく骨折を疑う必要もあります。

軽傷の足首の靱帯断裂の場合、歩けることがほとんどなので、痛みに強い人なら、テーピングなどで固定し、痛みを我慢し、スポーツ復帰をしてしまう人もいるかもしれません。痛みがあっても歩けるから大丈夫だろうと受診しない人もいます。

しかし損傷した靭帯は自然に元のような状態に戻ることは難しく、放っておくと後遺症になることもあり、再発を繰り返す原因にもなります。

足首の靱帯断裂とはどのようなケガなの?

足首は歩くときや走るときなど、日常生活の中でも動かすことの多い部分で、スポーツで、跳んだり蹴ったりなどをすれば、さらに負荷がかかる部位です。

そんな足首には2つの関節があり、靭帯と関節包がその関節を守っています。そして、足首を捻ったり、無理な動きをしたりすると靭帯が関節を支えようとして伸びます。

そのときにかかる力が大きいと靭帯断裂などのケガが起こるのです。

靭帯断裂の場合、炎症が起き、患部が腫れることがあります。また、出血している場合は、内出血が見られることもあり、自覚症状としては足首の痛みがあります。

足首の捻挫が発生しやすいのが外くるぶし側の前距腓靭帯・後距腓靭帯・踵腓靭帯です。中でも前距腓靭帯と踵腓靭帯が断裂の好発部位となっており、この2つの靭帯断裂が一緒に起こることもあります。

足首の靭帯断裂を早く治したいなら再生医療を検討してみては?

足首の靱帯断裂の場合、歩けることがほとんどですが、重症の靭帯損傷で歩けない場合や、後遺症で足首の不安定さがある場合は手術を検討することがあります。断裂した靭帯を縫合するという方法です。

受傷から時間が経っている場合は、関節の靭帯を移植することもあります。

受傷からスポーツ復帰まで通常は3週間から3か月かかります。しかし手術をするとなれば、術後の状態に合わせたリハビリも行うので、もっと復帰までの期間がのびるでしょう。

スポーツをする人だと、できれば治療期間を短縮して早くスポーツ復帰したいと思いますよね。しかし、無理は禁物。しっかり治し、リハビリを終えてからスポーツ復帰を検討すべきです。

そこで近年、注目されているのが再生医療です。

再生医療では、自身の幹細胞を用いて損傷した靭帯を修復させる効果が期待できます。手術のような傷が残ることもなく、副作用や後遺症のリスクも低いのが再生医療のメリットです。

再発予防のためにはリハビリも必要ですが、治療期間を短縮させることで早期スポーツ復帰を可能にします。

まとめ

足首を捻ったり、可動域を超える動きのような強い力が靱帯に加わると靭帯断裂が起こります。足首の靭帯断裂が起こっても、歩けることが多いですが、歩けるからといって治療を受けないという選択は賢明ではありません。

適切な処置をしてもらい、リハビリも行いましょう。

足首の靭帯断裂が重症の場合は手術を検討しますが、近年その手術にかわる治療として再生医療が注目されています。幹細胞による靭帯の修復で治療期間を短縮し、早期にスポーツ復帰を目指すことが可能になったのです。

足首の靱帯断裂を起こした後、歩けるけれど治りが悪い、しっかり治したいという方は、再生医療による治療を検討してみてはいかがでしょうか。

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