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テニス肘とは?その症状と治し方(安静期間)について

テニス肘とは?その症状と治し方(安静期間)について

テニス肘とは、主に45歳以上の人に発症することが多くみられ、進行すると腕が曲がらなくなることもある疾患です。

テニス肘の症状は、肘の外側部分に痛みや炎症が生じます。名前の通り、テニスやバドミントンといったラケット競技に取り組むアスリートに多く見ることができます。

テニスという名前やアスリートに多いイメージがあありますが、実は日常生活で発症する可能性があるため注意が必要です。

多くの場合、安静にしている時には痛みは起こりませんが、動作をする度に痛みを感じるため、好きなことを楽しめなかったり、普段の生活に支障が出たりします。

それでも痛みを無視して動作を続けていると、どんどん症状が進行し、悪化してしまいます。

テニス肘の治療には、とにかく安静期間が必要不可欠です。軽度のテニス肘なら、安静にしていることで症状が緩和することもあります。

ただ、その安静期間というのは、どの程度の期間が必要なのか。そこで、テニス肘を改善するために要する安静期間について解説します。

テニス肘へのサポーターを装着

テニス肘の治療には安静期間が必要

テニス肘になると痛みがつらいのですが、それを我慢して動かしてしまう人が少なくありません。しかし、治療のためには痛みを感じるなら安静期間が必要になります。

テニス肘には必ず痛みの原因となった動作があります。テニス愛好家なら、テニスのボールを打つ動作が原因ですし、日常生活でタオルなどの布を絞る動作が多い人はその時の手の動きが原因となります。

テニス肘は、発症の原因となった動作を行うと痛みが出ますから、その痛みを取り除くには原因となる動作を避け、安静にすることが必要です。

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安静期間について

テニス肘になってしまったからと言って、ずっと動かせないのは不便ですが痛みやしびれが引くまでは動かさないよう安静にしないと悪化しかねません。

テニス肘は多くの場合、自然に治ります。ただし、使いすぎたり、痛みがでるような動作を続けていると、治りにくくなります。

テニス肘の治療期間は症状によって異なりますが、軽い場合は、数週間で治ることもあります。症状によっては2~3ヶ月ほど必要になる場合もあります。重症の場合は、それ以上必要なこともああります。

これら治療期間は参考例であり、その症状などで個人差があるため、できるだけ医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。治療が遅れたり、重症の場合は、より長い時間が必要にあることもあります。

痛みが引いたからと言ってすぐに以前と同じ運動をしてはいけません。いきなり以前と同じレベルで動かすのではなく、ストレッチしてみてからというのがポイントです。

テニス肘は再発することも多いです。治ったと思って無理に動かしたら悪化してしまう場合もあるため、注意が必要です。

安静期間後のテニス肘

安静期間を終えても、テニス肘は再び痛み出すこともあります。安静にしていても治らない場合は、内服約薬や外用薬、またリハビリテーションのほか、注射や、サポーターなどの装具療法などがあります。

動作中に痛みを感じたら一旦その動作を中止し、しばらく安静に。そして、痛みが引いたらストレッチをしてみて、違和感がなければ動かしてみるといった感じで運動を再開するようにしてください。

もしも安静にしていても痛みやしびれといった症状が治まらない時は、症状が悪化し、進行している可能性が高いです。早めに整形外科を受診するようにしてくださいね。

まとめ・テニス肘とは?その症状と治し方(安静期間)について

テニス肘の治し方は、まずは安静にすることが大切です。安静期間は具体的に安静にする日数が決まっているわけではありません。痛みやしびれがなくなるまでがテニス肘の安静期間です。

そして、痛みがなくなっても急に以前と同じレベルでの運動を再開するのではなく、まずはストレッチから始めるようにして下さい。ずっと動かしていなかったのに、いきなり以前と同じレベルで動かすのは危険です。

また、安静にしていても痛みやしびれなどの不快な症状が続いている場合は、それ以上の悪化を防ぐためにも、なるべく早く医療機関を受診してください。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

スポーツ外傷は⼿術しなくても治療できる時代です。

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