AGA治療薬ミノタブの効果はいつから出てくる?
脱毛の治療薬として使用される「ミノタブ」の正式名称はミノキシジルタブレットです。
AGA治療薬ミノタブはどのような効果・副作用があり、効果はいつ頃から出てくるのかを紹介していきます。
ミノタブの効果はいつ頃から出てくる?
どのAGA治療薬にも言えることですが、AGA自体が放っておくと進行し続けるものですので、
薄毛が進んでいない=脱毛を抑制できている
という効果が出ている証拠となります。
一般的に概ね6ヶ月の連日内服により効果を実感しやすいと考えられているので、少なくとも「半年」は治療を継続し続ける必要があります。
ミノタブとは?
ミノキシジルタブレットのことで、ミノキシジルという成分を含んだタブレットです。
ミノキシジルは血管拡張作用があるため、もともとは高血圧の治療薬として使用されていました。
現在はAGA治療薬として使用されていますが、血管が拡張することで血流が良くなり毛根にしっかりと栄養を届けることができるとして発毛効果も期待されています。
ミノタブの効果は?
ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬です。
そのため、血管が拡張して栄養をしっかりと届けることができるという作用機序での発毛効果が期待できます。
また、毛乳頭細胞を活性化することで成長因子が分泌され、毛母細胞が細胞分裂を始めることで発毛するという2つの作用機序で発毛を促しています。
もともとは高血圧治療の際の副作用として「多毛」がありましたが、AGAにはこの副作用の部分を効能として使用しているということです。
ミノタブの副作用は?
ミノタブは医薬品であることから、どうしても副作用が生じてしまいます。
生じる可能性が高いものを紹介します。
①初期脱毛
休止期にあった毛髪が治療により一気に成長期に入ることで、新しい毛が今ある毛を押し出し一時的に薄毛になることです。もともと薄毛だった部分がさらに薄毛になりますが、1ヶ月〜2ヶ月で改善することが多いです。
②血圧低下
ミノキシジルはもともと高血圧治療薬であったことから、血圧に問題のない成人が内服すると血圧低下を生じます。そのため薄毛治療で使用するミノキシジルは最大でも10mg程度です。
血圧が低下すると動悸(心臓がバクバクする)、めまい(脳にうまく酸素が供給されなくなる)などの症状が生じます。
顔のむくみや足のむくみも高確率で生じることがあります。
これらは内服継続により慣れてくることも多いです。日常生活に支障をきたすようであれば医師に内服の用量を相談しましょう。
③多毛
この副作用のおかげで頭髪が回復してくるのですが、脱毛を気にしていないうなじや身体の毛も濃くなってきます。
ミノキシジルを自己判断で減らしたり中止するとせっかく生えてきた髪の毛なども少なくなってしまう可能性があるので、医師の指示にしたがって内服しましょう。
まとめ
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)は、薄毛治療として効果のある薬としてよく知られている薬剤です。ミノタブはいつから効果がみられるかというと、少なくとも6か月ほどは継続する必要があるといえます。
そのため、薄毛をこれ以上進行させたくないのであれば、はやめにクリニックで自分にあった治療薬を処方してもらいましょう。
医薬品は効果だけでなく副作用も出てしまう可能性があります。もともとどのような作用の薬なのかをしっかり理解した上で、内服をしましょう。
また、近年再生医療の分野でも、AGAの治療が可能となっています。内服薬や外用薬治療で副作用が心配という方は、比較的副作用が少ないとされている再生医療の使用も検討されてみてはどうでしょうか。
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