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肝臓の数値は下げることができる?数値が上がる病気とは?

肝臓の病気は血液検査をきっかけに知ることが多いです。今回は肝臓の病気と血液検査の数値についてご紹介します。

数値を下げることが病気の改善の指標になります。どのような数値があるのかを知っておくことで、肝臓の病気を知る一歩になるでしょう。

肝臓の数値が上がる病気って?下げることはできるの?

肝臓は人体の中で最も大きな臓器です。大人の肝臓は1~1.5㎏という重さで、私たちの体の代謝や解毒、免疫機能といった重要な役割を担っています。そんな肝臓ですが、沈黙の臓器ともいわれ、病気になっても自覚症状がなかなか出ないのが特徴です。

肝臓の病気が見つかるきっかけで多いのが健診や人間ドックです。血液検査を行い、肝臓に関する数値も調べるのですが、ここで数値が上がっていれば肝臓の病気を疑います。また、他の病気を調べていて偶然見つかったということもあります。

これらのことから、肝臓の病気を早期発見して数値を下げるためには、定期的な健診や人間ドックが必要なことがわかります。肝臓の数値が上がる病気として代表的なものは、肝炎や脂肪肝です。これらの治療では数値を下げることで肝臓の病気の状態を判断していくことになります。

数値を下げるのが治療の指標に!肝臓の病気はどのような数値で見る?


血液検査では肝臓に含まれる酵素の数値から、肝臓の病気を見つけることができます。
・AST(GOT)
・ALT(GPT)
・γGTP

肝臓の組織の中で多くを占めるのが肝細胞です。

ASTやALTはそんな肝細胞に多く含まれていて、炎症などで肝細胞が壊れるときに血液中に多く流出します。そのため、肝臓の病気で数値が上がるのです。

また、胆管に多く含まれるγGTPも肝炎や脂肪肝の指標になります。

さらには、以下の数値でも肝臓の状態を知ることができます。
・アルブミン
・総ビリルビン

たんぱく質のひとつであるアルブミンがつくられるのは肝臓だけです。そのため肝機能が低下すればアルブミンの数値も下がります。

また総ビリルビンは古い赤血球が壊れるときにできるもので、肝臓の機能の低下によって上昇します。

脂肪肝は禁酒をしたり生活習慣を改善することで病気の進行を遅らせることができ、肝臓の状態がよくなれば一度上がった数値を下げることもできます。

肝炎や脂肪肝が肝硬変に!?治療法はある?

肝炎や脂肪肝では、肝臓に関わる血液検査の数値に異常がでます。そこから肝臓の病気に気づくことが多いのですが、気づかずに放っておくと病気が進行して肝硬変や肝細胞がんになってしまうこともあります。

肝硬変は肝臓の組織が繊維化し、それが蓄積することで固くなる病気です。

再生能力に優れた肝臓ですが、重度の肝硬変では元の状態に戻ることができなくなってしまいます。

しかし、そんな肝硬変の治療として近年再生医療が注目されています。

再生医療では自己由来幹細胞を静脈注射で肝臓まで送り届けます。幹細胞が繊維化した肝臓の組織を溶解・修復し、肝臓が元の機能を取り戻す可能性を見出すことができます。

まとめ

肝炎や脂肪肝といった肝臓の病気は、健診や人間ドックでの血液検査で気づくことも多いです。

指標となる数値を下げることで、肝臓の病気の状態が改善したのかを知ることができます。

肝硬変になると肝臓が元の状態に戻ることが難しくなりますが、近年は再生医療による治療法を選択することができます。再生医療に頼ってみたいという方は、ぜひ、治療を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。

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