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バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること

バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること

足を大きく動かすバレエですが、股関節に痛みを生じ悩まれている方は多いようです。

痛みがでるのは、身体からのSOSです。原因と治療法についてみていきましょう。

複数のバレエダンサー

バレエで股関節に痛み!その原因

先天性股関節脱臼を患っている人では、バレエを続けるなかで変形性股関節症へ移行している可能性もあります。異変を感じたことをきっかけに診断されることも多いです。

そのほか、弾発股や股関節唇損傷なども、バレエで股関節の痛みを引き起こす原因となり得ます。これらの病気はひどくなると手術療法が必要となることが多く、早期発見が大切になってきます。

バレエで股関節に痛みがある場合の治療法

変形性股関節症、弾発股・股関節唇損傷で痛みが生じている場合は手術療法が主です。

保存療法も可能ですが、状態によってはすでに炎症や骨の摩耗が進行しており手術療法一択となることがあります。

先天性股関節脱臼は、1歳未満であれば器具による矯正を行えますが、1歳以上では手術療法となります。悪化してしまうと、手術以外の選択肢がなくなってしまうことになります。

手術は全身麻酔などリスクも高く、術式によっては動作の制限が必要になることもあるため、バレリーナにとっては避けたい状況です。近年再生医療が発展してきており、幹細胞を使用した侵襲や副作用の少ない方法が確立されています。

従来の方法に加え、「再生医療」も治療の選択肢にいれて治療法を選ぶことで治療の幅が広がります。

バレエで股関節の痛みを悪化させないためにできること

悪化してくると手術療法をしなければいけない状況になる可能性があります。そうならないためにも、日々の生活のなかで股関節をいたわるようにすることが必要です。

①股関節を正しい位置に調整して休ませる

関節や筋肉を正しい位置に戻して、筋肉の疲労をとってあげることも大切です。バレエでは関節や筋肉を酷使することも多く、カイロプラクティックや整体、全身のマッサージ、鍼灸を受けるなどして回復させましょう。

②正しいフォームを意識する

せっかく正しい位置に戻ったとしても、間違った筋肉の使い方を続けていると再度同じような状況に陥る可能性があります。形だけを真似するのではなく丁寧に動かすようにするなどフォームを学びましょう。

③練習のしすぎを避ける

痛みが生じているのは炎症を起こしており、身体がSOSをだしている印です。痛みを感じながら無理な練習を続けると悪化してしまいます。自分の身体を大切に、労わるようにしましょう。

まとめ・バレエで股関節に痛みがあるとき、悪化させないためにできること

バレエをおこなう際も普段から正しいフォームで行うことで、筋肉や骨の酷使を避けることができ、股関節の痛みの悪化の予防につなげることができます。先天性に股関節脱臼などを患っている場合は、股関節唇損傷や変形性股関節症を起しやすいです。

自分の身体の特徴を知ったうえでバレエをすることも大切です。手術療法が必要な状況になった場合は、最新の医療である再生医療も検討してみてはいかがでしょうか。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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