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足首が痛い!保育士が発症しやすい関節滑液包炎について

足首が痛い!保育士が発症しやすい関節滑液包炎について

保育士さんは仕事柄、体のいろんなところに負担をかける動作が多く、いろいろな箇所を痛めてしまいがちです。その中の一つが足首です。足首が痛いことで悩んでいる保育士さんは、「どうして足首が痛くなるの?」「足首の痛みは治るの?」とお考えではないでしょうか。

今回は、保育士に足首が痛い人が多い原因や治療方法について紹介します。足首が痛い保育士

保育士が発症しやすい関節滑液包炎

保育士に足首が痛い人が多い原因で考えられるのが、「仕事中に正座をすることが多い」ということです。正座をすることで、なりやすい疾患に「関節滑液包炎」という病気があります。

足関節滑液包炎とは、足首の前方で、関節の周りを包んで保護している滑液包が強い圧迫や摩擦を受けることによって炎症が起き、痛みを生じるものです。また、炎症の際に滑液包内にある滑液が過剰分泌して滑液が溜まり、コブのように腫れることもあります。

このように足首の前方部分が強い圧迫や摩擦を受ける動作で代表的な動作の一つが正座です。そして、仕事中に正座をする機会が多い保育士が足関節滑液包炎になりやすく、足首が痛いという症状に悩まされる人が多いのです。

保育士の正座は職務上、回避できない

保育士に足首が痛いことで悩まされている人が多い主な原因の一つとなっているのが正座ですが、保育士が仕事中に正座をする機会が多いのにはいろいろな理由があります。

保育士は小さな子供を見守ったり話したりする時に、子供の目線に合わせるように低い姿勢になる必要があります。その際に、足を伸ばしたり、横座りなどで座ったりすると、その足に子供が引っ掛かって転倒する可能性もありますし、仮に子供に何かあった時に素早く動くことができません。

よって、足が子供に引っ掛かる心配もなく、子供に何かあった時でも素早く動くことができる体勢である正座をする機会が多くなります。つまり、正座が良くないことは分かっていても保育士としの職務上、避けることができないのです。

足首が痛む原因の1つ「足関節滑液包炎」の治療法

足関節滑液包炎によって足首が痛いという場合の治療方法は、ステロイド薬など抗炎症薬によって、炎症を鎮める治療が一般的です。また、滑液が溜まって腫れている場合は、注射器で滑液を取り出す治療がおこなわれることもあります。

こうした治療によっても症状が改善されず、強い痛みが生じる場合は手術で滑液包を切除することが検討されます。普段の生活での対処法としては、保育士の人は、仕事でどうしても正座する必要がありますが、仕事以外ではできるだけ正座をしないようにしましょう。

まとめ・足首が痛い!保育士が発症しやすい関節滑液包炎について

保育士に足首が痛いことで悩む人が多い原因について紹介しました。保育士は正座をすることが多いため、足関節滑液包炎になりやすく、これが、足首が痛い原因になります。

治療法は、症状の強さなどによってさまざまですが、まずは医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。また、近年は体にメスを入れる必要のない再生医療による治療を選択することもできます。

一般的な治療を受けても痛みが改善されないという場合は再生医療による治療を検討してみることをおすすめします。以上、足首が痛い保育士、その原因と治療法について解説させていただきました。参考になれば嬉しく思います。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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