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変形性股関節症の診断における検査


変形性股関節症の診断は、今後の治療の方向性を決めるためにも、その検査が重要なものとなっています。

軟骨のすり減りや骨の変形が進んでいない段階で変形性股関節症の治療を始めると、自身の股関節を温存できる期間も長くなります。

今回は、変形性関節症の診断における検査の重要性やその種類について紹介していきます。

変形性股関節症の検査の重要性


股関節は人体で最も大きな関節であり、頻繁に使われる関節でもあるため、日常的に負担がかかりやすい部位です。

そして、変形性股関節症は加齢が原因の場合が多く、股関節を酷使し続けた結果、軟骨がすり減り痛みや違和感を生じる疾患です。

しかし、早期の段階で治療を始めることにより、負担を軽減させる指導を受けられますし、負担の少ない保存療法での治療を行うこともできます。

ただし、適切な治療をおこなうためには、変形性股関節症の検査をきちんと受けなければなりません。

変形性股関節症の検査の種類

変形性股関節症の診断では、問診や診察で股関節の可動域のチェックをしたのち、単純X線検査(レントゲン検査)で診断します。必要に応じてCTとMRIなどの検査を行うこともあります。

可動域制限

可動域とは関節の動く範囲のことで、関節可動域制限とはこの範囲が狭くなった状態と定義されています。

可動域制限は関節周辺の皮膚や骨格筋のような軟部組織に原因がある場合と、変形性股関節症のような骨や軟骨と言った関節を構成する部位に問題がある場合があります。

変形性股関節症における単純X線検査(レントゲン検査)

変形性股関節症は、多くが骨盤側の骨である寛骨臼と太もも側の骨である大腿骨の形態異常によるものです。

そのため、変形性股関節症の状態を知るには正常な股関節との比較が必要です。

変形性股関節症では、骨棘と呼ばれる異常な骨組織や、骨嚢胞と呼ばれる骨の空洞、そして関節のすり減りが見られます。これらの有無をレントゲン検査で確認し、診断を行います。

さらにそのすり減り具合などの状態によって、変形性股関節症の病期も判断します。

変形性股関節症では、一般的に病期が進行するにつれて可動域も減少し、痛みも激しくなりますが、治療開始が早いほど、痛みの改善も早く見られる傾向にあります。

つまり、レントゲン検査による変形性股関節症の診断と病期の判断の早さが、今後の治療において重要なのです。

変形性股関節症におけるCT検査

CT検査を行うことで、より立体的に股関節の状態を把握することが可能です。そのため、手術前の計画や術後の確認などを行う場合に用いられることがあります。

しかし、放射線を用いる検査でもあるため、対象となる患者は限られます。

変形性股関節症におけるMRI検査

レントゲン検査で観察することができなかった骨の内部の状態を確認することができます。

そのため、レントゲン検査の補助的な診断を行う場合にMRI検査が行われることがあります。

まとめ

変形性股関節症における検査の重要性と、検査の方法について紹介しました。

変形性股関節症の検査では問診や可動域のチェックの他、レントゲン検査、CT検査やMRI検査も必要に応じて行われることがあります。

治療開始の早さがその後の治療方針も決定する変形性股関節症においては、レントゲン検査での診断の確定や病期の診断をなるべく早く行うことが重要です。

痛みを我慢せず早めに医療機関を受診するようにしましょう。

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