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リウマチ治療の生物学的薬剤に副作用はある?

生物学的薬剤を使ったリウマチ治療はとても有効です。

しかし、治療を受けてみようと思っている人なかには、副作用が心配だという人も少なくないでしょう。

そこで、リウマチ治療に使用される生物学的薬剤にはどのような副作用があるのかについて解説します。

また、副作用に対して自分で予防できることについても紹介します。

生物学的薬剤を使ったリウマチ治療は感染症の副作用に注意


生物学的薬剤を使ったリウマチ治療の副作用で注意しなければならないのが感染症です。

リウマチは免疫の異常によって、体内の組織や細胞を攻撃してしまうのが原因と考えられています。

そのため、免疫の働きを抑える効果がある生物学的薬剤が使用されるのですが、免疫の働きを抑えると、体内に侵入したウイルスや細菌などを攻撃して身体を守るという免疫本来の働きも抑制されてしまいます。

その結果、肺炎や結核などの感染症にかかりやすくなってしまいますし、仮に感染症になった場合、治りにくくなってしまいます。

こうした感染リスクを抑えるために医療機関では採血をおこなって感染症の原因となるウイルスや細菌が潜んでいないか事前にチェックがおこなわれます。

自分でできる予防法としては、手洗いやうがいをこまめにおこなったり、マスクを付けたりすることなどがあります。

また、咳や熱が出てきたという場合は、症状が軽くてもできるだけ早めに医師に伝えることも大切です。

アレルギーの副作用

生物学的薬剤を使ったリウマチ治療では副作用としてアレルギーが出る可能性もあります。

例えば、生物学的薬剤のなかの1つであるレミケードにはマウスのタンパクが含まれているので、それが体質に合わずにアレルギー反応が出ることがあります。

また、他の種類のエンブレルは人のタンパクなので、大きなアレルギー反応が出ることはほぼありませんが、それでも体質が合わずにアレルギー反応が出る可能性があります。

注射時の副作用

生物学的薬剤を使ったリウマチ治療での主な副作用は感染症とアレルギーですが、注射時に副作用が出ることもあります。

リウマチ治療の生物学的薬剤の投与方法には点滴注射や皮下注射がありますが、点滴注射では頭痛や発疹、皮下注射では注射箇所に赤みや腫れなどの症状が出ることがあります。

しかし、こうした症状が出た場合でもほとんどのケースで一時的に出るだけで、すぐに治まっていきます。

心配や不安があれば、すぐ医師に相談しましょう。

まとめ

リウマチ治療に使用される生物学的薬剤の副作用について紹介しました。

副作用は必ず出るものではありませんし、医師も患者に合った生物学的薬剤を使用するなど副作用のリスクを極力抑えた状態で治療をおこないます。

しかし、患者さん自身も、どのような副作用があるかを把握しておき、心配な症状が出たら、すぐに医師に相談しましょう。

また、少しでもリスクを減らすために、医師に自分の状態をしっかりと伝える、予防できることはしっかりとおこなうことも大切です。

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