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半月板損傷の治療、手術のリスクとデメリット、再生医療の可能性

半月板損傷の治療、手術のリスクとデメリット、再生医療の可能性

半月板損傷の代表的な治療は、手術です。手術で改善すると言われても、やはり心配はつきものです。

では、実際のところ半月板損傷の手術にデメリットはないのでしょうか?そこで、今回は半月板損傷の手術におけるデメリットをご紹介しましょう。

半月板損傷、手術室の医者

 

半月板損傷とは

まずは半月板損傷についてお話ししましょう。半月板とは膝関節にある軟骨で、C型をした板状のものです。膝の内側と外側に1つずつあり、関節のクッション性を高める役割を担っています。

そんな半月板ですが、ジャンプやターンなどの動きや急激な衝撃で損傷することがあります。それが半月板損傷です。半月板損傷を起こすと、歩く時の痛み、膝の引っかかり感、腫れ、膝が曲がりにくいといった症状が出現します。

半月板損傷の治療は、手術以外にあり、保存療法とリハビリで様子を見ることがあります。しかし、症状がひどくなったり、断裂した半月板の一部が関節に挟み込むことが繰り返される場合には手術を検討することになります。

半月板損傷の手術とは

半月板損傷の手術は、関節鏡を使うことが多く、傷が小さくて済み、体への負担が比較的少ないという特徴があります。しかし、体の一部を切るわけですから、リスクがない訳ではありません。つまり、手術のデメリットも気になるところです。

半月板損傷の手術のリスク・デメリット

感染リスク

リスクの頻度としては高くありませんが、傷口に細菌が入り感染するというリスクがあります。

感染すると膝が腫れたり、熱が出たりします。感染の治療を行うことになるので、術後のリハビリが遅くなるのはデメリットになるでしょう。

知覚鈍麻

手術の時に皮膚の表面にある知覚神経を傷つけてしまうリスクがあります。

そうなると、術後に皮膚の知覚が鈍くなる恐れがあるのです。ただ、これによって関節の動きが悪くなるわけではありませんが、けして感覚が鈍くなって良い訳はありません。これも手術のデメリットとして知っておくといいでしょう。

治療期間が長くなる

手術にかかる時間はそれほど長くはないのですが、手術の後のリハビリ期間が長期になります。断裂した半月板を縫い合わせたからといって、すぐにもとのように動くことができるわけではないことを理解しなければいけません。

手術後、すぐに膝に負荷をかけると再断裂が起こるリスクが高いので注意しなければなりません。

このような半月板損傷の手術の後、もとの日常生活に戻るまでには数か月、更にスポーツに復帰するまでには6か月程度はかかるの覚悟が必要です。早期にスポーツへ復帰したい人にとって、この治療期間は選手生命にも関わる大きなデメリットになるのではないでしょうか。

手術のデメリットをカバーする!半月板損傷の新しい治療法

半月板損傷の治療には外科的な手術を検討するのが一般的でした。しかし、手術にはデメリットもあるため、スポーツ選手などでは躊躇する人もいるのではないでしょうか。そこで今、注目されているのが、半月板損傷を外科的な手術ではなく「再生医療」で治すという方法です。

再生医療では、自身の細胞から採取して培養した幹細胞を膝に注射します。その幹細胞が損傷した半月板を修復してくれるのです。また、幹細胞が膝の炎症を抑えて痛みを軽減させてくれます。

自分自身の細胞を培養して用いるため、アレルギーなどの反応が少ない点、手術を避けることができる点で身体に優しい治療法と言えます。自身の幹細胞を用いるので副作用が少なくてすみ、治療期間も手術よりも短くなるメリットがあります。

まとめ・半月板損傷の治療、手術のリスクとデメリット、再生医療の可能性

半月板損傷の手術には感染のリスクなどのデメリットもあります。しかし、近年は手術に代わる治療として再生医療が注目されています。副作用が少なく治療期間を短縮できる再生医療なら、早期にスポーツ復帰できる可能性が高くなります。

半月板損傷で悩んでいる方、半月板損傷の手術におけるデメリットが気になる方は、再生医療による治療を検討してみてはいかがでしょうか。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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