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脂肪肝の脂肪は減らすことができるの?


脂肪肝は人間ドックなどで指摘される人も多く、身近な存在になってきています。

そんな脂肪肝ですが、肝臓にたまった脂肪を減らすことはできるのでしょうか。

今回は、脂肪肝の脂肪を減らすことはできるのかどうかについて解説します。

脂肪肝の脂肪を減らすことは可能?

結論から言うと、脂肪肝の脂肪を減らすことはできます。ただし、簡単ではありません。なぜなら、肝臓にたまった脂肪を減らすには、生活習慣を見直すことが重要だからです。

脂肪肝の治療の基本は食事療法と運動療法なので、バランスのいい食生活を心掛け、アルコールの量を減らす、もしくは断酒することも必要です。そして、肥満の人は運動もしましょう。

肥満で脂肪肝の人は運動で体重を減らすことも必要!

脂肪肝の治療として運動療法がありますが、普段運動をしない人や、忙しくて運動をする時間がない人には難しく感じるかもしれません。

しかし、運動といっても、激しくつらい運動をする必要はありません。まずは、いつもより体を動かすようにすることから始めましょう。

例えば、買い物に車を使うことが多い人は歩きや自転車にする、エレベーターではなく階段を使うといった感じです。体を動かすことに慣れてきたら、ウォーキングや水泳のような有酸素運動もおすすめです。

肥満で脂肪肝の人の場合、運動をすることで体重を減らすことができれば、脂肪肝の脂肪も減らす効果が期待きます。

また、糖質の多くを消費するのが骨格筋なので、骨格筋を鍛えると糖質を消費するだけでなく、基礎代謝をあげて脂肪を減らしやすくすることができます。

有酸素運動ではありませんが、スクワットのような筋トレも脂肪肝の運動療法としてはすすめられています。

有酸素運動で汗をかいたからと言って、スポーツドリンクや清涼飲料水の取りすぎには注意してください。せっかく脂肪を減らすために運動をしても、糖分を多く含んだ飲みものを飲でしまっては痩せることができません。

期待される脂肪肝の新しい治療に注目!


脂肪肝の治療で重要なのは、肝臓にたまった脂肪を減らすことです。

食事療法や運動療法で肝臓の脂肪を減らすことはできますが、脂肪肝の発見が遅れたり、今までの生活習慣を断ち切れず、治療への行動に移れない人もいます。

しかし、脂肪肝が重症化し、繊維化して硬くなってしまうと、肝臓は本来の機能を果たすことができないだけでなく、元の状態に戻すことが難しくなります。

さらに、脂肪肝が進行すると肝硬変や肝臓がんといった重大な病気になるリスクもあります。

このような脂肪肝の治療として近年注目されているのが再生医療です。

再生医療では、自己由来幹細胞を点滴で肝臓に送り届け、幹細胞が繊維化した組織の溶解・修復をするという治療を行います。

この再生医療により、今までは繊維化した肝臓の組織は元に戻すことができませんでしたが、弱った肝臓を正常な状態にし、本来の機能を発揮できるようにする効果が期待できるようになりました。

まとめ

脂肪肝の原因の多くは過量のアルコール摂取、脂肪や糖質を多く含んだ食生活、そして運動不足です。そのため、脂肪肝を指摘されたときには、これらを改善することで肝臓にたまった脂肪を減らすことができます。

しかし、生活習慣の見直しが難しい場合や、無理のない範囲で運動をして肝臓の脂肪も徐々に減らすという減量のペースでは、脂肪肝が進行してしまう可能性もあります。

そのようなときは、再生医療による治療も検討してみてください。肝臓の再生医療は、脂肪肝の新たな治療、そして、高い効果が期待できる治療法として注目を集めています。

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