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捻挫を一日も早く治すには?正しい処置や治療法3選!

捻挫を一日も早く治すには?正しい処置や治療法3選!

足首を捻挫しても日常生活には支障が出ないこともありますが、できるだけ早く治したいものですよね。

足首には靭帯があり、靭帯は骨と骨を結びつけ、関節の動きを制限する働きを持っています。また、アスリートの方だと、スポーツを休む期間を短くしたいので早く治したい!と強く思うと思います。

そこで今回は、足首の捻挫を早く治すために、正しい応急処置や効果的な治療法について解説します。捻挫でお困りの方や対処法を知っておきたい方は、ぜひご参考にされてください。

足首の捻挫、靭帯損傷

①足首の捻挫は応急処置が重要

足首の捻挫を早く治すためには、まず受傷時に適切な応急処置で、ケガによる損傷を最小限にとどめることが重要です。

捻挫をした直後は早急にRICE処置を行います。

RICE処置

  • ・Rest(安静)
  • ・Icing(冷却)
  • ・Compression(圧迫)
  • ・Elevation(挙上)

患部をR:安静にして、I:氷で冷却し、C:圧迫を加え、E:高く上げておくことで、腫れや痛み、内出血を抑えます。

大したことはないと考えて放置する、完治していないのに無理にスポーツ復帰するなどは危険です。

アスリートの方などは、後遺症が残ると競技生活に影響を与えます。ケガの程度は必ず専門医に確認してもらい、適切な治療を受けましょう。

②注意!ギプスの長期の使用は回復を妨げる

足首の捻挫は、靭帯損傷の程度が1度~3度に分類されています。

捻挫の程度の分類

  • ・1度(靱帯が伸びた状態)
  • ・2度(靱帯の一部が切れた状態)
  • ・3度(靱帯が完全に切れた状態)

RICE処置を行った後に、上記症状の程度により治療法が分けられます。テーピングやギプスでの固定、程度によっては手術になることもあります。

しかしアスリートが競技への早い復帰を目指すためには、長期間の固定は足首の柔軟性を奪い、ケガをする以前と同程度の運動能力の回復には時間がかかると考えられています。

これは関節の位置を認識する感覚である、関節の「固有知覚」が鈍くなるからです。そのため、最近ではギプスによる長期の固定は行われなくなってきています。

担当の医師に確認し、治療の方針についてしっかりと相談しましょう。

③受傷後は無理のないリハビリを行う

痛みや腫れがなくなったら、保存治療としてリハビリを行います。早く治すために早期にリハビリを開始することが大切です。

無理は禁物ですが、テーピングやサポーターなどを使用して適度に関節を制限しながら、軽めに筋力トレーニングやストレッチ、硬くなった足首をほぐすマッサージなどを行います。

  • ・テーピングやサポーターの使用
  • ・軽めの筋力トレーニング
  • ・ストレッチ
  • ・足首のマッサージ

日常生活に支障がなくなったとしても、競技レベルのスポーツ活動には、さらなる筋力が必要です。足首の靭帯損傷を繰り返さないためにも、余裕を持ったスケジュールでリハビリに取り組んでください。

自己流でのリハビリで行うのではなく、まずは医療機関を受診し専門家の指示を仰ぐようにしましょう。

まとめ・捻挫を一日も早く治すには?正しい処置や治療法3選!

足首の捻挫を早く治す方法として、RICE処置の重要性、ギプスによる長期固定が回復を妨げる理由、リハビリの注意点について解説しました。

リハビリは慎重に専門家の指示に従って行いましょう。またアスリートの方は、靭帯損傷の予防のためにも、運動前の足首のストレッチや日頃の筋力強化を心がけましょう。

この記事がご参考になれば幸いです。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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