ランニングをすると足底腱膜炎になるの?
体力維持やダイエット、ストレス解消などのため定期的にランニングをしている人はたくさんいると思います。ランニングをすることにはいろいろなメリットがありますが、足底腱膜炎にならないように注意が必要です。
ここでは、ランニングをする人が足底腱膜炎に注意すべき理由や、具体的にどのように注意していけばよいのかについて紹介します。
ランニングをする人は足底腱膜炎に注意
ランニングをする人がなりやすいのが足底腱膜炎です。
足底腱膜炎とは、足の裏の部分には足の甲の骨を支えている足底腱膜がありますが、足底腱膜の一部が炎症を起こしたり小さな傷ができたりすることで痛みが生じるものです。
足底腱膜は立っている時や歩いているときも負荷がかかっています。また、ランニングをすると足を着いた時に衝撃を受けたり、足を踏み出す時に引っ張られたりして、大きな負荷がかかります。
そして、ランニングなど過度に負担をかけていると足底腱膜炎になってしまうことがあります。
実際に多くの人が、ランニングが原因で足底腱膜炎になっているので注意が必要です。
ダイエットでランニングする人は足底腱膜炎に注意!
ランニングを始めようという人のなかには、「最近体重が増えてしまったからダイエットのために」という人もいるかもしれません。
しかし、体重が増えていると、走る際に足底腱膜にかかる負荷もそれだけ大きくなります。
そのため、いきなり長い距離を走ったりすると大きな負担になってしまい、足底腱膜炎になりやすいので注意が必要です。
最初は短い距離にしたり、ウォーキングなど軽めなものから始めるのがおすすめです。
また、体重の増加自体も普段の歩行や立っている際に足にかかる負荷が大きくなり、足底腱膜炎の原因になる可能性があるので、ランニングだけではなく食事管理もおこない、適正体重を目指しましょう。
ランニングで足底腱膜炎にならないようにするには?
ランニングが原因で足底腱膜炎にならないようにするためには、しっかりとケアすることが大切です。
足底腱膜炎の痛みの軽減や予防におすすめなのがストレッチです。足の筋肉が硬くなっていると足底腱膜にかかる負荷が大きくなってしまうので、ランニングの前やアフターケアにストレッチを行い、柔軟性をキープしましょう。
ストレッチはアキレス腱を伸ばすストレッチや足の指を反らして伸ばすストレッチなどがおすすめです。
まとめ
ランニングで足底腱膜炎になってしまう人もいます。ランニングをおこなう前とおこなった後は、足底のケアをきちんとしましょう。
また、ランニングをして足の裏が痛くなったという場合は、無理をせずに足を休めることが大切です。
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