筋断裂が起こりやすいのはふくらはぎ!しっかりケアをしよう
筋断裂はいろいろな部位で起こる可能性がありますが、なかでも起こりやすい部位の1がふくらはぎです。
ふくらはぎの筋肉は歩きや走り、立っている時の姿勢の安定などに関わります.また、血液を心臓へ戻す役割を果たすことから第2の心臓とも言われている筋肉なので、筋断裂を起こすと生活に大きな支障が出てしまいます。
今回は、ふくらはぎの筋断裂の症状や原因、再発防止や予防法について紹介します。
ふくらはぎの筋断裂の症状
ふくらはぎの筋断裂の主な症状は、ふくらはぎの痛みや内出血です。ふくらはぎの一部分に凹みが出てくる場合もあります。
ふくらはぎの痛みは度合いによって異なります。じっとしていたり歩いたりするのは問題ないけど走ると痛いという場合もあれば、歩くだけでも痛い場合もあります。また、重度の場合はじっとしていても痛い場合もあります。
ふくらはぎの筋断裂の主な原因
ふくらはぎの筋断裂の主な原因は筋力の低下や柔軟性の低下、疲労の蓄積などです。
ウォーミングアップやクールダウンをじゅうぶんにおこなっていないと、筋断裂の原因につながります。
また、筋力のバランスや身体の動かし方が悪いことも筋断裂を起こしやすくなる原因になります。
そのため、スポーツをしている人はフォームやトレーニング方法を見直すことも必要です。スポーツをしていない人も普段の姿勢などを見直してみるとよいでしょう。
ふくらはぎの筋断裂の再発防止や予防法
ふくらはぎの筋断裂を起こすと痛みや動きの制限などで悩まされることになるので、再発防止や予防が大切です。
特に、スポーツに取り組んでいる人などは、完全に回復しないまま早期復帰したために、再発してしまうことがあるので注意が必要です
ふくらはぎの筋断裂の再発防止や予防に効果的なのがストレッチですが、筋肉はいろいろな方向に向かってついているので、ストレッチする際は一つの方向にだけ伸ばすのではなく、いろいろな方向へ伸ばしたり、捻りや回転などを加えたりすることを意識することが大切です。
1種類のストレッチをおこなうのではなく複数のストレッチを取り入れるようにしましょう。
まとめ
ふくらはぎの筋断裂の症状や主な原因、再発防止や予防法について紹介しました。
ふくらはぎの筋断裂を起こすと痛みや動きの制限で悩まされることになります。
再発したり、慢性化したりしないようにストレッチなどでウォーミングアップやクールダウンをしっかりおこなうようにしてくださいね。
また、もし筋断裂を起こしてしまったときは、適切な治療を受けることが必要です。最近は、スポーツ医療の分野で、再生医療に注目が集まっています。この再生医療についても詳細を知っておき、治療の選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか。