トピックスtopics

膝に水が溜まると…どんな自覚症状が出る?


膝関節に違和感がある、痛みを感じるということはありませんか?膝が痛い、腫れているというときは、膝に水が溜まっているということもあります。今回は膝に水が溜まると、どのような自覚症状が出るのか?ということについてご紹介します。

膝に水が溜まるとどのような自覚症状があるのか


膝の水が溜まると、さまざまな症状が出てきます。以下に挙げるような自覚症状がある方は、早めに専門の医療機関を受診してください。

膝の痛み

正常な状態では古い関節液はリンパ液とともに排泄され、関節液は一定の量が保たれていますが、膝関節にある軟骨や滑膜組織が傷ついて炎症が起こることで、関節液が異常に増えます。

関節液は本来粘り気のあるものですが、異常に増えた関節液はサラサラなので膝関節の負荷を軽減することが難しくなります。そして膝関節の負荷を軽減することができなくなり、骨と骨がぶつかるようになるため膝に痛みが出てくるのです。

症状が進行すると階段の上り降りの時に膝に痛む、膝をひねるような動きで激痛が走るということもあり、生活にも支障が出ます。

膝が腫れる

炎症が起こると腫れが生じます。膝に水が溜まるのは、膝関節に炎症が起こっているということなので、炎症がひどくなると膝が腫れてきます。膝関節が熱を持っている…という自覚症状を感じることもあります。

膝の表面がブヨブヨしている

膝に水が溜まると、膝の表面がブヨブヨしてお皿(膝蓋骨)が浮いたような感じがします。痛みがない場合でも膝がブヨブヨしているようなら、膝に水が溜まっている可能性があります。

微熱がある

炎症が強くなると微熱が出ることもあります。膝の痛みや腫れがあり、微熱が続く場合は早めに受診することをおすすめします。

膝に水が溜まると自覚症状が辛い!?どのような治療法があるのか

膝に水がたまると、自覚症状が出る頃には炎症が進んでいることが多く、病院での治療が必要です。病院ではどのような治療をするのかということについて紹介します。

薬物療法

膝に水が溜まる原因は炎症です。薬物療法ではその原因となる炎症を抑えるような薬剤を使います。

関節リウマチや痛風が原因の場合、その疾患に合わせた内服薬で治療します。半月板損傷や靭帯損傷といった外傷では、痛み止めとステロイド剤の注射で治療する場合もあります。

水を抜く

膝関節に異常に溜まった関節液を、膝に針を刺して抜くという方法があります。水を抜くことで、いったん膝の過剰な水を取り除くことができ痛みなどの症状が改善します。

しかし炎症の原因を取り除くわけではないので、また膝に水が溜まる可能性はあります。

手術

炎症がかなりひどい場合は手術を選択することもあります。薬物療法でも自覚症状がひどくなっていくと、膝関節の軟骨や組織の損傷が激しいと判断し、手術で損傷した部位を治療することになります。

再生医療

近年スポーツ医療の分野でも注目されているのが再生医療です。自身の脂肪から採取した幹細胞を膝関節に注入し、損傷した軟骨や組織を修復するというものです。

幹細胞には鎮痛作用や抗炎症作用もあるため、膝の痛みにも効果が期待できます。短時間で治療でき、自身の細胞を使うので副作用や後遺症が起こりにくいというメリットがあります。

まとめ

膝に水が溜まると、膝の痛みや腫れ、微熱などの自覚症状が出現します。初期では症状を感じない場合も多く、自覚症状が出るころには膝の炎症がひどくなっている可能性があります。

症状や炎症の状態に合わせて治療方法が検討されますが、近年、再生医療による治療が注目を集めています。膝の水が溜まる状態がなかなか治らない、自覚症状がつらいという場合は、再生医療による治療を検討してみるのも良いでしょう。

トップ