インフルエンザに毎年かかるのは免疫力が低下しているから?
インフルエンザは1度かかったことがあるから免疫があるはず、それなのに毎年冬になるとインフルエンザに感染してしまう。
一冬の間に2度インフルエンザにかかってしまった。
このような経験がある方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、インフルエンザに毎年かかってしまう理由や感染しやすい状況について解説し、免疫力をつける治療法についてご紹介します。
免疫があるはずなのに!インフルエンザに毎年かかる理由
毎年インフルエンザにかかってしまうのは、なぜなのでしょうか?
インフルエンザには種類があります
インフルエンザにはA型B型C型の3種類があります。
冬に流行するのはA型とB型で、特にA型は、ウイルスが変化しながら世界中で流行を繰り返しています。
そして、流行するインフルエンザの型は、地域や年ごとに異なるため、一度インフルエンザに感染して免疫を獲得したとしても、その後、別の型のインフルエンザにかかる可能性もあります。
免疫機能は低下することがあります
一度免疫を獲得しても、健康状態によっては免疫機能が低下し、同じ感染症にかかってしまうことがあります。インフルエンザにかかりやすい方は、免疫力が落ちているのかもしれません。
インフルエンザにかかりやすい状況
免疫力が低下し、インフルエンザに感染しやすくなるのは、以下のような状況のときです。
・湿度が40%以下
ウイルスが浮遊しやすくなります。
・人混み
インフルエンザは飛沫感染なので、流行時の人混みは危険です。
・口呼吸をしている人
口呼吸をしている人は喉が乾燥しやすくなるため、ウイルスが感染しやすくなります。
・気温が急激に下がる
気温が急激に下がることにより、体の抵抗力が低下します。
・睡眠不足、疲労の蓄積、栄養の偏り
免疫が下がるため、感染のリスクを高めます。
・ストレスや激しい運動
抵抗力を下げる原因になります。
インフルエンザに毎年かかるのが悩み…治療で免疫をつける方法があります!
うがい、手洗い、マスクの着用は一定の効果が期待できますが、完璧にウイルスを排除することは不可能です。
そして、同じ環境で生活していても、インフルエンザにかかる人とかからない人がいるのは、免疫力が関係しています。
バランスのとれた食生活や十分な睡眠など、健康的な生活を送ることが大切です。インフルエンザが流行する前に、予防接種を受けるのも良いでしょう。
免疫細胞療法で免疫を高める!
もう一歩踏み込んだインフルエンザ対策として、積極的に免疫力をアップさせる治療法があります。
それは、免疫細胞療法です。患者さんご自身の細胞を利用し、病気にかかりにくい体を目指すことができる治療法で、アレルギーや副作用の心配がないという利点があります。
まとめ
インフルエンザにかからないようにするためには、日ごろから、免疫力を高められるような睡眠・運動・食事を意識した生活習慣を送ることも意識してみてください。
もし、インフルエンザにかかってしまったときは、なるべく早く回復することが必要ですから、早めに医療機関を受診して無理せずゆっくり休んでくださいね。
インフルエンザにかかると、学校や仕事を1週間は休まなければなりません。周囲にも迷惑をかけますし、何より自分がつらい思いをしてしまいます。
インフルエンザに毎年かかる、免疫が低いのかも?と悩んでいる方は、免疫力をアップする免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。