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肉離れは全治までにどれくらいの期間がかかる?


スポーツをしていると肉離れのようなスポーツ障害を引き起こすことがあります。肉離れが起こると、激しい痛みが出現するだけでなくしばらくは歩くのもつらくなる場合もあるでしょう。

そして、肉離れになると、全治するまでにどれくらいの期間がかかるのか、どれくらいでスポーツ復帰できるようになるのかなど、気になりますよね。

今回は、肉離れは全治までにどれくらいの期間がかかるのかなどについてご紹介します。

肉離れは全治までにどれくらいかかる?

肉離れを起こすと、筋繊維が損傷した部位に内出血や圧痛が生じることがあります。しかしこれだけでは診断はできないため病院で超音波検査(エコー検査)やMRI検査を行い、筋繊維が断裂した部位の特定や重症度を判断します。

この重症度によって全治までの期間を予測していきます。

軽度の肉離れは1~2週間で復帰できる場合もありますが、多くの場合全治までに3~5週間かかると思った方がいいでしょう。

肉離れは筋肉が傷ついた状態です。断裂してしまった筋繊維を固定して修復させる必要があるため、どうしても全治までの期間が長くなってしまうのです。

肉離れが重症の場合は全治までに3か月かかることもあり、スポーツをしている人にとっては長く感じるでしょう。肉離れは再発することもあり、スポーツ医療では再発予防の必要性も重要視しています。

肉離れはなぜ起こる?


肉離れとはケガの一種で、筋肉の断裂のことです。多くの場合はスポーツをしている時に起こります。

筋肉は筋繊維というものが束になってできています。筋肉が伸ばされながら急激に収縮することで、この筋繊維に損傷が生じるのです。肉離れは部分断裂が多いのですが、完全に断裂してしまう場合もあります。

筋肉が発達していない乳幼児などには肉離れは起こりにくいですが、小学校高学年以上になると、筋肉が発達し、スポーツなどで運動量が増えます。すると、短距離で急激に加速する、ジャンプするなどした時に、大腿二頭筋、大腿四頭筋、ハムストリングスといった太ももの筋肉に、肉離れが起こりやすいです。

また、中高年やテニスをする人に起こりやすいのが、ふくらはぎの腓腹筋の肉離れです。瞬発的な動きをするため、急激な筋肉の収縮が起こるからです。

肉離れという言葉はよく耳にするかもしれませんが、いったん起こると激しい痛みが生じ、歩行が困難になる場合もあります。スポーツに復帰したいと焦っては全治までの期間が長くなってしまうので、肉離れしたらまずは早めに受診してください。

全治への近道!?肉離れの治療に新たな可能性

肉離れの主な治療は安静と固定です。筋繊維が断裂した部分が出血し、血腫という血の塊ができることもあります。この場合は血腫を吸引して取り除く治療も必要です。

スポーツ医療ではスポーツをする人を対象としており、早期の全治を目指して早期復帰をしたいという人も多くいます。肉離れの全治は3~5週間と長いですが、焦って復帰しては再発のリスクが高まります。

そのような中で、全治までの期間を短縮させる治療として注目されているのが再生医療です。再生医療には自身の脂肪から採取した幹細胞を利用する方法と、自身の血液から採取した血小板を利用する方法があります。

どちらも傷ついた組織を修復させ回復を促進するという治療方法です。治療期間を短縮させ、後遺症や副作用が起こりにくい治療法としてスポーツ医療で注目されています。

まとめ

肉離れは筋繊維の断裂で、筋肉が急激に収縮することで起こります。肉離れは全治3~5週間という場合が多く、重症の場合は3か月かかることもあります。

肉離れの主な治療法は安静と固定です。近年スポーツ医療では再生医療という方法が注目されています。

効果的に早く全治を目指せる治療法も検討できるので、肉離れを起こしてしまったときには、まず専門医にご相談くださいね。

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