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筋断裂による後遺症について解説します


筋断裂を起こした場合、気を付けなければならないのが筋断裂による後遺症です。

筋断裂を起こした際にきっかけで後遺症が残ってしまうと、長い期間痛みや動きの制限などで悩まされることになってしまいます。

今回は、筋断裂による後遺症にはどのようなものがあるかについて解説し、後遺症を残さないためにどういった点に注意していけばよいのかについて紹介します。

筋断裂による後遺症(コンパートメント症候群)とは


筋断裂による後遺症として代表的なのがコンパートメント症候群です。

コンパートメントとは区画という意味です。ふくらはぎなどには区画された部屋のような部分がありますが、筋断裂による内出血でその区画された部分に血液が溜まってしまうことがあります。

そして、区画内で血液が溜まってしまうと、その中にある血管や神経が圧迫されるため、痛みやしびれなどの症状が出てきます。

また、区画内の組織が圧迫された状態が強くなると筋肉の壊死や神経障害などが起こり、さまざまな機能障害の後遺症が残る可能性があります。

筋断裂による後遺症(骨化性筋炎)とは

筋断裂がきっかけとなる後遺症には骨化性筋炎というものもあります。

骨化性筋炎とは筋肉内に骨様組織が形成させることによって、腫れや痛み、関節の屈曲に制限がかかるなどの症状が出るものです。

筋断裂で内出血して血液が溜まったときに、そこへ骨を形成する働きを持った細胞が侵入してしまうのが原因であるため、太ももの前側のように骨に近い部分で筋断裂が起こった場合に発生しやすいのが特徴です。

筋断裂による後遺症を残さないために注意すべきこと

筋断裂の後遺症であるコンパートメント症候群や骨化性筋炎などにならないようにするためには、決して無理をしないことが大切です。

スポーツや作業などで筋断裂になった場合、

・痛みや腫れを我慢してスポーツや作業を続ける
・安静にしていたら痛みが軽くなったので、完治しないうちにスポーツや作業を再開する

などすると、コンパートメント症候群や骨化性筋炎になってしまう可能性があります。

スポーツや作業を休めないと無理してしまうと、後遺症が残り、長い期間つらい症状に悩まされたり、スポーツや作業ができなくなったりするので注意しましょう。

まとめ

筋断裂による後遺症にはどういったものがあるか、また、後遺症を残さないために注意すべきことについて紹介しました。

筋断裂がきっかけで後遺症を残さないためには決して無理をしないことが大切です。医療機関で適切な治療を受けるようにしましょう。

近年は、スポーツ医療も進歩し、従来の治療法だけでなく再生医療など高い効果が期待できる治療法もあります。まずは専門医にご相談くださいね。

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