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足底腱膜炎が重症の場合…どんな治療法があるの?


人口の1割くらいの人がなると言われている足底腱膜炎は、最初は我慢できる程度の症状です。しかし、悪化して重症になり、つらい症状が出てしまうこともあるため、早めの対処が必要です。

ここでは、足底腱膜炎が悪化して重症になるとどのような症状が出るのかについて、また、足底腱膜炎が重症になった場合、どのような治療が検討されるのかについて紹介します。

足底腱膜炎が重症になるとどうなる?


足底腱膜炎が軽度の場合は、
・長時間立ちっぱなしになると足の裏にしびれや痛みが生じる
・歩行やランニングで足が地面に着く際に痛みが生じる
などが、主な症状です。

重症になると、
・立ちっぱなしや動いている時に生じる痛みが激しくなる
・立ったり動いたりしていなくても痛みが生じる
などの症状になります。

また、足の裏に痛みを伴うしこりができることもあります。

足底腱膜炎が重症になった場合はどんな治療をするの?

足底腱膜炎が軽度である場合は、足を休ませる保存療法や、インソールやストレッチなどで痛みをコントロールする理学療法、湿布や内服薬、ステロイド注射といった薬物療法などが行われます。

しかし、こうした方法で痛みが治まらない、改善が見られないというような重症の場合は手術も検討されます。手術では骨と足底腱膜がつながっている部分など、損傷や炎症が起きている部分を切除します。

体外衝撃波疼痛治療で痛みをとる方法がある

足底腱膜炎が重症になった場合の治療法として手術があることを紹介しましたが、手術はできるだけ避けたいと考える人も多いと思います。また、身体への負担を考慮して高齢者など手術を見送る場合もあります。

以前は重症になった場合は手術しか選択肢がありませんでしたが、近年ではスポーツ医療の進歩によって、手術よりも負担かはるかに少ない治療装置による治療もおこなわれるようになりました。

その装置は体外衝撃波疼痛治療装置と言われるもので、痛みを感知する神経に衝撃波をあてることで痛みが緩和したり、血流が良くなって損傷部分の組織が修復されたりするという治療法です。

再生医療で治療できる可能性も!?

近年は自分の細胞を用いて損傷した部分の再生・修復を図る「再生医療」にも注目が集まっています。再生医療もアレルギーなどの副作用が少なく、治療期間が短くて済む負担が少ない治療法です。

まとめ

足底腱膜炎が重症になるとどのような症状が出るか、また、重症になった場合の治療法について紹介しました。当記事で紹介したように、現在ではスポーツ医療の進歩により、重症になっても手術以外の治療で痛みの緩和や治癒を目指す方法を選択できるようになりました。

とはいっても、足底腱膜炎は重症になる前に予防することが大切です。

足の裏や踵が痛いという場合や、つっぱりを感じるという場合は無理をせずに安静にすることが大切です。また、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

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