フォトフェイシャルをやめると元よりひどくなる?
しみやそばかすに効果的と言われているフォトフェイシャルは、レーザー治療とは違い、一度に気になる部分を治療できるという点で人気の高い治療法です。
しかし、フォトフェイシャルの効果を最大限に得るためには、複数回の治療が必要です。
もし、フォトフェイシャルの治療をやめてしまったらどうなるのでしょうか。
今回は、フォトフェイシャルをやめると肌の状態はどうなるのか…ということについて解説します。
フォトフェイシャルをやめると…再びしみやそばかすが出てくるって本当!?
フォトフェイシャルは光を利用した治療法で、肌へのダメージが少ないのが一番のメリットです。
また、
・レーザー治療と比べると痛みが少ない
・ポイント治療ではなく、肌全体を美しくできる
・しみ、そばかす、赤ら顔、毛穴の開きなど、一度に治療できる
・ダウンタイムが短く、施術後すぐに化粧ができる
・肌を傷つけない
というメリットもあります。
しかし、1回の施術では大きな改善は期待できないため、約1カ月おきに5回以上の施術を受けることが推奨されています。
では、フォトフェイシャルをやめるとどうなるのか…。
フォトフェイシャルは、すでに出てきてしまったシミなどのトラブルに対して有効ですので、やめてしまっても、一度消えたしみやそばかすが元に戻ってしまうことはありません。
しかし、人の肌は年齢を重ねるごとに真皮層で作られるコラーゲンなどが減ってしまい、美肌を保つことができなくなります。
したがって、フォトフェイシャルをやめると、しみなどのトラブルが再び発生します。
フォトフェイシャルを継続する必要がある理由
フォトフェイシャルの光は、真皮コラーゲン層を刺激し、コラーゲン線維など美肌成分を作り出す線維芽細胞を刺激することができます。これにより、肌が持つ力でハリや小じわ、毛穴の開きが改善します。
しかし、自分の力で美肌を取り戻すという肌改善法には時間がかかりますので、フォトフェイシャル施術を継続して受ける必要があるのです。
効果が長続きする肌の再生医療が良い!?
フォトフェイシャルは光の刺激により皮膚を活性化させる治療方法ですが、光の刺激により肌が一時的に弱くなることがあり、紫外線によりシミができたり、炎症が起こる可能性があります。
そんなデメリットがない治療方法として、「美肌再生医療」があります。
これはご自身の血液を採取し、血小板をより多く含む高濃度の血漿成分を抽出して、直接お肌に注入して皮膚細胞を活性化させる方法です。
血小板には止血効果だけでなく、細胞組織を再生させる働きがあり、シミやしわ、たるみなどを改善してお肌を若返らせることができます。
副作用としては、まれに発赤や内出血、腫脹、痒みなどが起こることがありますが、一過性なもので数日中に消失します。
こちらの治療は自己治癒力を増殖させることによってお肌にハリを持たせるため、体の内側から自然に改善させる方法であり、個人差はありますが1~2年以上の効果が期待できます。
また複数回を継続して行うことで、より効果が実感できます。
さらには1回の施術でお肌の細胞を活性化させる画期的な治療法もあります。
それは新たなアンチエイジング治療として注目されている、「脂肪由来幹細胞」による肌の再生医療です。
幹細胞とは心臓などの臓器や皮膚の組織、骨や筋肉など様々な細胞に分化する能力があります。この幹細胞は、自身の脂肪を採取することで培養をすることが可能です。
もともと体のどこかが傷ついたり弱ったりすると、幹細胞が働きその部分を修復しています。
この幹細胞を利用した再生医療は、培養した幹細胞をお顔全体に注入することで、修復機能の働きをはるかに増幅させ、本来のお肌の状態に戻すことを目的とした医療です。
こちらの治療も自分自身の細胞を使った方法なので、安全性も高く拒絶反応といった副作用がありません。
先ほどの血液を用いた再生医療とは異なり、幹細胞を用いた再生医療はエラスチンやヒアルロン酸、コラーゲンなどを産生し続けるため、1回の施術でより高い美肌効果が期待できます。
まとめ
フォトフェイシャルは、しみやそばかす、毛穴の開きなどにとても有効な施術法です。
しかし、フォトフェイシャルをやめると、肌の再生機能が元の状態に戻ってしまい、いずれ施術以前のトラブル肌に戻ってしまいます。
フォトフェイシャルで美肌を保つためには、継続することが大切です。
もし、継続が大変…と思うのであれば、近年注目を集めている肌の再生医療という方法も選択肢の1つとしてみてはいかがでしょうか。
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