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野球肘の予防には全身のストレッチが重要!

野球肘の予防にストレッチはとても効果的ですが、肘周りのストレッチだけで安心していてはいけません。野球肘の予防には、肘の関節だけでなく、全身の柔軟性を上げることが重要です。

そこで今回は、野球肘の予防に効果的なストレッチをご紹介します。

野球肘の予防には練習前のストレッチが大切!


準備運動でストレッチを行うことは一般的に知られていますよね。野球肘の予防にもストレッチは大切です。肘周り、肩回り、下半身と全身の柔軟性を上げてから練習に挑みましょう。

肘周りのストレッチ

野球肘は肘の酷使が原因ですから、まずは、肘の負担を減らすために肘周りの関節をほぐしていきましょう。痛みがあるときは無理して行わず、専門家に相談することをお勧めします。

▲手首・肘の内側を伸ばすストレッチ
片手をまっすぐ前に伸ばします。この時、指は天井を向き、手首と腕が90度になるようにします。そして、伸ばしている手と反対の手で、指先を体の方に引き寄せましょう。

次の動作は、そのまま手のひらを反時計回りに180度回転させ、指が地面を向くようにします。そのまま手のひらを机などの平らなところに着き、ゆっくりと体重をかけていきます。

肩・肩甲骨をほぐすストレッチ

投球動作では、肩にも大きな負担がかかります。肩甲骨周りの可動域を広げることは、きれいな投球フォームを作ることにもつながります。

▲肩回りを伸ばすストレッチ
手の平から肘までをピッタリつけて肩甲骨を開きます。(肘の角度は90度でキープ!)そしてゆっくりと胸を張るように、腕を後ろに引きましょう。この時、肩甲骨を内側に寄せるイメージで行ってください。

体幹と下半身のストレッチ

投球は足を大きく踏み込み、体の回転をボールに伝えることでより肘への負担を軽減できます。そのためには忘れずに体幹のストレッチも行いましょう!

▲体幹と股関節のストレッチ
足を開いて座り、片方の足は体側に引き寄せます。腕を頭上にまっすぐ伸ばし、曲げた足側の手を反対の手で引っ張りながら伸ばしている足の方へ体を倒しましょう。反対側も同様に行います。

野球肘予防のためのストレッチをより効果的に行うには?

ストレッチにはコツがあり、そのコツを抑えるだけで野球肘の予防効果をアップさせることができます。せっかくストレッチをしっかり行っても、効果なし…なんてガッカリですよね。

次に紹介するポイントを守って、より効果的なストレッチを行いましょう。

ストレッチをする時に気を付けるポイント

第一に、ストレッチの動作はゆっくり行いましょう。急に関節を伸ばすと、痛めてしまうこともあります。具体的には、1つの部位を伸ばすのに20秒程度かけるのが理想的です。

加えて、ストレッチをしてすぐに激しい動きをするのはNGです。緊張がゆるんだ関節を急に動かすと思わぬケガにつながりますから、軽い運動を行ってから練習を始めてくださいね。

▲野球肘治療後のストレッチは専門家に相談して行いましょう
ストレッチは関節の可動域を広げるために重要です。

ただし、野球肘の治療後にストレッチを始める場合は、医師の指示に従って行うようにしましょう。

また、リハビリにストレッチのメニューが加えられた場合、専門家の指導のもとで行うことも大切です。安易な自己判断で野球肘を悪化させることがないように気を付けてください。

まとめ

今回は野球肘の予防に効果的なストレッチ法をご紹介しました。野球の投球は全身で行うことが理想で、手だけの力で投げ続けると、野球肘発症の引き金となってしまいます。

練習前に時間をかけてストレッチを行うことで、野球肘の予防だけでなく、練習後の疲労も軽減できるでしょう。

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