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膝靭帯損傷を長引かせないためには、受傷時の応急処置がとても大切です

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膝靭帯損傷を長引かせないためには、受傷時の応急処置がとても大切です

膝関節の靭帯が損傷する膝靭帯損傷は、歩行時に痛みがあったり関節がいつまでも腫れたりと、つらい症状が出ます。そのため、そういった症状を長引かせないためにも膝靭帯損傷した際の応急処置がとても大切になります。

できるだけ症状を緩和するために、膝靭帯損傷が生じた時の応急処置について紹介します。

膝靭帯損傷と陸上選手

膝靭帯損傷の応急処置にはRICE処置が有効

膝靭帯損傷だけでなく、スポーツ外傷や一般の外傷時の応急処置にはRICE処置が有効です。外傷直後に適切な処置が行われると、治るまでの時間が短くなります。また、不自由なく日常生活やスポーツができるようになるまでの期間を早めることもできます。

膝靭帯損傷の応急処置に有効なRICE処置とは?次の4つの処置を指します。

  • 膝靭帯損傷の応急処置に有効なRICE処置とは、
  • Rest(安静)
  • Icing(冷却)
  • Compression(圧迫)
  • Elevation(拳上)

以下、それぞれの具体的な処置について詳しく説明します。

▲Rest(安静)
損傷した部位が腫れたり、血管や神経が損傷したりしないように、患部を安静に保つ処置です。筋肉や関節の動きが抑えられるので、内出血を抑えることもできます。
▲Icing(冷却)
損傷した部分の低酸素障害によって起こる細胞壊死や腫れなどを抑えるために、患部を氷で15分~20分冷却します。すると患部の感覚が鈍くなります。痛みが再発すれば、また冷却をすることを24~72時間繰り返します。湿布や冷えピタは、深部の冷却効果がなく感染源になる可能性もあるので使用しないでください。
▲Compression(圧迫)
患部の内出血や腫れなどを抑えるために、腫れた部分を中心に腫れのない部分まで、軽く圧迫を加えます。強い圧迫は、循環障害を引き起こしてしまうので気を付けましょう。
▲Elevation(拳上)
患部の腫れを早くひかせるために、膝部分を心臓よりも高い位置に上げてください。なぜなら、末梢が広がると、内出血や腫れの吸収が遅れてしまうからです。

膝靭帯損傷の応急処置後の治療

膝靭帯損傷の応急処置が適切に行われると、痛みや関節の不安定感といった後遺症は残りません。とても重要な処置なので、必ず取り入れてください。

RICE処置後は、手術や再生医療、リハビリなどで修復や機能回復を目指します。

膝靭帯損傷で包帯を巻いた足

まとめ・膝靭帯損傷を長引かせないためには、受傷時の応急処置がとても大切です

膝靭帯損傷の応急処置には、RICE処置がとても大切です。応急処置を行うことで、治りが早くなりますし、後遺症の発症を予防できるなどメリットが多いです。とても簡単な処置なので、ぜひ取り入れてくださいね。

ただし、応急処置だけで症状が改善したとしても、必ず病院を受診して治療を受けましょう。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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