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「再生医療」で陸上選手の腰椎分離症は改善できる?


体を酷使するアスリートは、スポーツをしない人と比較するとケガをするリスクが高まります。

陸上選手の中には「腰椎分離症」に悩んでいる人も多く、症状によっては万全の状態でスポーツに参加することが難しくなってしまいます。

そこで腰椎分離症について、および再生医療による治療の可能性について解説します。

腰椎分離症とは?


腰椎分離症とは、腰椎への過度な負担が繰り返されることによって、腰椎の骨に亀裂が生じてしまう状態のことで、腰椎の可動域が増加して周辺の神経を圧迫することで痛みが生じます。

特に背中をそらす動作や前かがみの姿勢になる際に、痛みが強くでる傾向にあります。

小中学生男子に好発する場合が多く、一般的な発症率が5%程度であるのに対して、スポーツ選手は30%以上もの発症率となっています。

腰椎分離症の診断方法

腰椎分離症の診断は、主にレントゲンを用いて検査を行います。CTを用いた検査も行うことができますが、MRIは腰椎分離症の診断に適していません。

ただし、椎間板ヘルニアとの鑑別には有効な方法だといえます。

腰椎分離症の治療法

腰椎分離症の治療法としては、主に「保存療法」が選択されます。

保存療法とは、腰を安静に保ち、半年以上かけて骨の癒合を行い、痛みを少しずつ改善していく方法です。腰の安静は必要不可欠であり、痛みに対しては消炎鎮痛剤を用いるか、温熱療法を行うことで奏功するケースもあります。

保存療法では十分な効果を得られない場合には「手術療法」が選択されるケースもあります。治療中は腰に負担のかかる行動は制限されますが、回復や痛みの起こる期間を短縮することはできるでしょう。

ただし、本人や周囲がその点を十分に理解できず、医師の指示を無視して早期のスポーツ復帰を独断で行い、症状を悪化させてしまうというケースも多いです。

早く復帰したければ再生医療を検討してみては?

練習量が本番での自信や成果につながるのがスポーツの世界です。

陸上選手などのアスリートが、腰椎分離症の治療のために何カ月も安静にしていなければならないというのはもどかしさを感じてしまうものですよね。

そこでご紹介したいのが、再生医療です。

再生医療は自身の幹細胞を培養して患部に注射することで、損傷している組織の修復を促す新しい治療法です。

従来の治療法よりも治療期間をより短縮できる可能性があり、早期のスポーツ復帰を目指す陸上選手にとってメリットのある治療法となるでしょう。

まとめ

再生医療は日本ではまだまだ新しい分野ですが、その可能性には大きな期待ができますし、注目も集まっています。

腰椎分離症に悩む陸上選手にとっても、早い改善が期待できる再生医療はメリットがあります。治療の選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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