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膝の水は、抜くと癖になるのは本当か?抜かないほうが危険です!その原因と治療方法を解説

膝の水を抜くと癖になるのは本当か?抜かないほうが危険です!その原因と治療方法を解説

「膝が痛く全体的に重さを感じる」「曲げ伸ばししにくい」そう感じている人はもしかすると膝に水が溜まっているかもしれません。

正確には水ではなく「関節液」ですが、関節液としての機能は失われ粘り気や弾力が低下し水のようになるため、一般的に水と呼ばれています。膝に水が溜まっているのを放置しておくと膝の変形や半月板といった組織が破壊されるため、歩行困難になってしまうこともあります。

そんな膝に水が溜まってしまった時の対処法といえば膝の水を抜く」行為ですが「癖になってしまうのではないか」「今後も水を抜き続けなければいけないのか」と疑問に思うことも多いでしょう。そこで今回は膝の水が溜まってしまう原因とその治療法を解説していきます。

膝の水は、抜くと癖になるのは本当か?抜かないほうが危険です!その原因と治療方法を解説

 

膝に水が溜まってしまう原因とは?

膝の不快感や痛みはなかなか放置しておけないものです 。

立ち上がるときに痛みを伴ったり、正座ができないなど日常生活に支障を及ぼしてしまうこともあります。
そんな膝に水が溜まってしまう原因について解説していきます。

膝に水がたまる原因① 軟骨の損傷

加齢による変形性関節症やスポーツのしすぎで軟骨が傷ついてしまうと、軟骨がすり減り関節が炎症を起こすため膝に痛みを生じます。

膝に水がたまる原因② 関節内の炎症

膝に水が溜まるのは軟骨だけが原因ではありません。膝の関節内で慢性関節リウマチや痛風、さらに細菌などが影響して炎症を引き起こしている可能性もあります。もし細菌性の場合、放置すればするほど関節内で最近が増えより痛みと腫れが増すので注意が必要です。

膝に水がたまる原因③ 軟骨付近の内出血

最後に、骨や靭帯などが損傷したり、膝付近が大きく傷ついてしまうと内出血を引き起こす可能性があります。もしくは血友病といった特殊な病気を患っている場合、内出血を引き起こしやすくなっているため、それにより膝に水が溜まってしまいます。

正常でも膝に水は溜まっている

ここまでの流れでいくと、“膝に水が溜まっていること=異常”だと捉えてしまう人もいるかもしれませんが、膝に水が溜まっていることの全てが異常ではありません。正常な膝でも1〜2ccの水が溜まっていて、これは関節の潤滑油のような働きをします。

炎症が起こってしまうとそれ以上の水が溜まってしまうのです。つまり、それ以上の水が溜まっている状態のことを「膝に水が溜まっている」というのです。

膝の水を抜く理由とは?

膝に水がたまると治療法の1つとして膝の水を抜くという方法がありますが、なぜ膝の水を抜く必要があるのか気になりませんか?

もちろん水を抜くのは膝の負担を軽減させる意味もありますが、実はそれだけではありません。細菌によって膝に炎症が起こっている場合、放置すればするほど炎症が酷くなってしまうので治療の意味で膝の水を抜く必要があります。

またそれだけではなく、抜いた水の色をみたり、成分を検査することで、膝の内側でどのようなことが起こっているのかを見極めることが可能です。原因がわかれば自ずと解決方法がわかるため、膝に水が溜まる原因を治療することができます。

膝の水は抜くと癖になる?

膝の水を抜くことで、膝が稼働するようになりとても楽になりますが頭によぎるのが「膝の水は抜き続けなくてはいけないのだろうか」「水を一度抜くと癖になってしまうのだろうか」というところではないでしょうか。この先ずっと膝から水を抜き続けなくてはいけないと思うと自然と決心できなくなってしまう人もいるでしょう。ですが、心配はありません。

膝に水が溜まってしまう原因がなくなれば結果的に水は溜まらなくなります。むしろ溜まってしまったまま放置するのは危険です。治療するまでに再度溜まってしまうことはありますが、完治すれば膝に水が溜まってしまうことはなくなるでしょう。つまり、癖にはなりません。

膝の水は抜く以外に治療方法はない?

膝の水といえば注射で抜くイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。溜まっている水の量によっては抜くよりも内服薬やリハビリテーションといった方法で膝の水がなくなることも大いにあります。

具体的な治療または痛みの除去には以下のような方法があります。

  • 内服薬の服用
  • ・リハビリテーションでの治療
  • ・ヒアルロン酸の注入
  • ・ステロイドの関節注射
  • ・手術

内服薬やリハビリテーションならまだしも、人工関節の手術や関節鏡の手術など手術となるととても抵抗があるのではないでしょうか。また、クッション性を少しでもプラスするためにとヒアルロン酸を注入している人もいますが、上記の方法だと手術以外は根本療法にはなりません。

つまり治らないのです。

すると、いつのまにか日常生活に支障を及ぼしてしまい、結果的に手術しか選択肢がなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

早め早めの治療を心がければ、内服薬などで治療できることもあるのでまずは病院に相談してみましょう。

朗報!手術以外の方法で膝の水を治療する方法

膝の水は手術以外根本療法がないため、悪化すると結果的に手術するしかありませんでした。ですが、再生医療の発達により手術以外の選択肢をすることができるようになりました。この方法は、膝の損傷が原因で膝に痛みを引き起こしている場合にとても有効です。

今大注目の再生医療

再生医療と言えば今世界中で注目を集めている分野で、膝の水の原因を治療することも可能にしています。

  • ・PRP(多血小板血漿)注入治療
  • ・脂肪幹細胞治療

PRP注入治療は、自分の血液を採取し遠心分離機にかけて血小板を高濃縮したものを抽出しまた患部に注入するという治療法です。高濃縮された液体(PRP)の中には多くの成長因子が含まれており、組織の修復や再生を促し膝の痛みを軽減できます。

脂肪幹細胞治療は、米つぶ2粒程度の脂肪を採取し、細胞の中にある幹細胞を培養し幹部に注入します。培養された幹細胞を注入することで、炎症や痛みを軽減するだけでなく損傷した組織の修復や改善も行うことができます。脂肪幹細胞治療は、PRP注入治療法よりさらに期待できる治療法として現在注目を集めています。

新しい選択肢で膝の水を解決!

膝に水が溜まってしまうのは何かしら原因があるからなので、放置するのはおすすめできません。

特に早い段階で治療することができれば、内服薬やリハビリなどでも治療することが可能です。進行してしまったとしても膝に水が溜まる原因が損傷の場合はまだ希望はあります。再生医療により膝の損傷の修復や改善を行うことができるからです。

ただし、PRP注入治療法よりも効果の期待できる脂肪幹細胞治療が行えるクリニックは日本でもごく少数です。そんな中、さかもとクリニックでは、国から認可を受けているので安心して脂肪幹細胞治療を受けられることができます。最新治療の脂肪幹細胞治療で、損傷を修復、改善させ水が溜まる原因の治療を行ってみてください。

 

監修:リペアセルクリニック 大阪院

 

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