クレーターになったニキビ跡の治療方法ってあるの?
ニキビ跡には、赤みを帯びているものや、色素沈着を起こしているものもありますが、厄介なのがクレーター状になったニキビ跡です。なぜならこのクレーターになったニキビ跡は完全に消すことはできないと言われているからです。
でも、治療に有効な方法はいろいろあります。
こちらでは、クレーターになってしまったニキビ跡に有効な治療方法について解説していきます。
クレーターになったニキビ跡を治す方法はいろいろある!
クレーターになったニキビ跡は、確かに完全に消すのは難しいといわれています。しかし、様々な治療方法がありますのでご紹介しますね。
自分に合った方法を皮膚科や美容外科の専門医と相談してみてはいかがでしょうか。
フラクショナルレーザー治療
フラクショナルレーザーは、皮膚に極小の穴を多数開けることによって細胞の新生やコラーゲン増殖を促進、肌を再生させる治療です。
この治療はクレーターのニキビ跡に有効で、皮膚を傷めず、1回の治療で肌が20%若返ると言われています。
ただ残念ながらクレーターニキビ跡は、100%治しきることは困難です。
治療中チクチクすること、ニキビ跡には数回の治療が必要なこと、赤みや腫れなどの副作用が起こることがあります。
ダーマローラー
針のついたローラーを肌表面で転がし、表皮の角質と真皮に微細な穴をあけ、真皮を刺激、真皮内にコラーゲンや成長因子分泌を促す治療方法です。
麻酔クリームを使用するので、施術中の痛みはありません。
施術後1ヶ月程度で効果を実感することができますが、数回の施術が必要です。治療後に軽度の赤みが出る場合があります。
この治療も、クレーターニキビ跡に有効です。
手術
皮膚移植や、単純縫縮術があります。
手術は麻酔を使用します。小さな傷が残ってしまったり、何度か治療を受けたりすることになる場合があります。
皮膚再生治療
ここまでに挙げた治療法は、いずれもクレーター状のニキビ跡の改善治療で、痛みがあるものや、複数回の施術が必要なものもあります。
しかし、クレーター状のニキビ跡を治療する最新の治療があります!
クレーターになってしまったニキビ跡を治療する最新の治療とは?
クレーターになってしまったニキビ跡を治療する最新の治療とは、脂肪由来幹細胞による皮膚再生治療です。
この治療法は、自分の細胞を使用するため副作用がありません。
しかも、お腹から20cc程度の脂肪を取り出し、幹細胞を抽出、培養し、局所注射するだけの簡単なものです。
また、脂肪由来幹細胞は、コラーゲンなどを生成している線維芽細胞を修復するだけでなく、コラーゲン線維を形成することも分かっています。
ですから、加齢により皮膚再生機能の働きが低下してしまった年代にも有効な治療法で、一度注入すると効果が持続、年々若返ることが期待できます。
クレーター状のニキビ跡を治療するだけでなく、アンチエイジングも行える画期的治療法として注目を集めています。
監修:院長 坂本貞範

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