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糖尿病でも間食したい!選び方やタイミングを間違えなければOK

糖尿病でも間食したい!選び方やタイミングを間違えなければOK

糖尿病治療中は食事内容や食べ方に注意が必要です。

糖尿病の食事療法では間食を避け、3食規則正しく食べることが基本になります。とはいえ、たまには間食をしたいと思うこともあるでしょう。

この記事では糖尿病患者は間食をしても良いのか、間食をして良い場合はどのようなものを選べば良いかを解説します。

間食が基本的にはNGな理由

食事を摂るとすい臓のβ細胞からインスリンが分泌され、血液中のブドウ糖を細胞に取り込みやすくなります。細胞に取り込まれた糖はエネルギーとして利用されます。

糖尿病は何らかの理由でインスリンの作用不足が起こり、高血糖状態が続く病気です。高血糖状態が続くと血管を傷つけ、さまざまな合併症を引き起こしやすくなります。

糖尿病は発症原因によって1型糖尿病と2型糖尿病に大別されます。

1型糖尿病は何らかの原因ですい臓のβ細胞が破壊されることによって発症するため、体内でほとんどインスリンを作ることができません。一方、2型糖尿病は遺伝的要因と肥満や食べすぎなどの生活習慣によってインスリンの効きが悪くなったり、インスリンの分泌量が減少することで発症します。

現在、日本の糖尿病患者の9割が2型糖尿病患者といわれており、糖尿病というと2型糖尿病のことを指すことが多いです。

では、なぜ糖尿病では間食はNGといわれるのでしょうか。

食事を摂ると血糖値が上がりますが、しばらくすると下がります。しかし、間食を摂ると血糖値が下がりきらずに高血糖状態が続くことになるため、体に悪影響をおよぼしやすくなるのです。

間食するときの守る3つのポイント

糖尿病患者の方は基本的に間食を避けることが望ましいです。しかし、「絶対に」食べてはいけないかというと、状況によって、工夫をすれば間食を摂っても良いケースもあります。

糖尿病治療中に間食をする際に守るべき3つのポイントを説明します。

食べるタイミング

糖尿病治療中に間食を摂りたいという場合は、午前中、できれば運動など活動を始める前が良いでしょう。また、おやつを間食として(ほかの食事とわけて)食べるのではなく、3度の食事の一部として食べるのも良いでしょう。

反対に夜に間食(夜食)を摂ると血糖値が高いまま就寝することになるため避けましょう。

食べ物のチョイス

間食を摂る場合は何を食べても良いというわけではありません。なるべく急激に血糖値が上昇しにくいものを選ぶことが重要です。間食する際に食べ物を選ぶポイントには以下の5つがあります。

・せんべいや菓子パンなどの炭水化物のおやつは避ける
・和菓子は脂質が少ないが砂糖が多いため注意が必要
・スナック菓子は食感が軽いので量に注意する
・大袋やお徳用のお菓子は避ける
・甘い清涼飲料水は避ける

食べるカロリー量

糖尿病患者の方が間食を摂る場合は1日200kcalまでに抑えることが大切です。

もし1食あたり200kcal以上あるものを食べたいという場合は、1日で全部食べるのではなく、1日200kcalを超えないようにわけて食べると良いでしょう。

また、1日200kcal以内だからといって毎日食べるのではなく、どうしても食べたいときだけ食べるようにしましょう。

ただし、間食はあくまで3食きちんと食べたうえでの「おまけ」です。おやつを食べたいから、食べすぎたからといって3食のうち1食を減らすというようなことはしてはいけません。

間食におすすめの食べ物

糖尿病治療中は血糖値の上昇が穏やかになるものを間食に選ぶのが好ましいとされています。

ここからは糖尿病治療中におすすめの食べ物を紹介していきます。特に糖尿病治療中の間食にはナッツやフルーツ、乳製品がおすすめです。これら3つの食材は日ごろの食事だけでは不足しがちな栄養を補うことができます。

ナッツ

ナッツ類は、マグネシウムや亜鉛、カリウム、鉄といったミネラルや食物繊維、ビタミン、不飽和脂肪酸などさまざまな栄養素を持つ健康食材です。

ただし、ナッツはカロリーが高いため、食べすぎてはいけません。ナッツ類を食べる場合は1日20~25粒程度に抑えることが重要です。おつまみ用に販売されているナッツは油で揚げてあったり、食塩が加えられているものが多くあります。

このようなタイプは食べすぎを招き、肥満の原因となるため、無塩タイプで素焼きしたものを選ぶことも大切です。

フルーツ

お菓子やジュースはショ糖(砂糖の主成分)などの糖質が含まれますが、果物にも果糖やブドウ糖などの糖質が含まれます。糖質のなかで血糖値を上げやすいほうからブドウ糖、ショ糖、果糖という順番になります。

果物はショ糖が少なく、果糖や食物繊維が豊富に含まれています。一方、果物はブドウ糖も含みますが、食物繊維の効果で血糖値の上昇は緩やかになります。そのため、果物はお菓子やジュースよりも血糖値を上げにくい食べ物といえるでしょう。

特にキウイはビタミンCや食物繊維が豊富なうえ、生で食べることができるため血糖値を上げずに効率よくビタミンCなどの栄養素を摂取することができます。

ただし、果物も食べすぎると中性脂肪に変わってしまうため、果物を食べる際は80kcalまで抑えることも大切です。キウイの場合は1個半、グレープフルーツなら半分が80kcalの目安です。

乳製品

ヨーグルトやチーズ、牛乳などの乳製品はカルシウムや良質のたんぱく質が豊富なため、積極的に摂りたい食品です。

また、ヨーグルトを食べるときは無糖のものを選びましょう。どうしても甘味を足したい場合は、はちみつなどの血糖値を上げにくい甘味料を使うようにしましょう。

たんぱく質

糖質と一緒にたんぱく質を摂ると血糖値の上昇が穏やかになるといわれています。特に卵は鉄、カルシウム、亜鉛などのミネラルや必須アミノ酸、ビタミンなどが豊富に含まれるためおすすめの食材です。卵は1個80kcal程度ですので、ゆでたまごを間食にするのも良いでしょう。

酢昆布や干し芋など食物繊維が豊富なもの

食物繊維は血糖値の上昇を穏やかにする働きがあります。食物繊維が豊富な海藻や芋が原料の酢昆布や干し芋などは手軽に食物繊維を摂取できる食品ですので糖尿病治療中の間食におすすめです。

間食OKなお菓子レシピ

糖尿病治療中は市販のお菓子より、手作りのおやつのほうが原料やカロリーを把握しやすくなります。

ここでは低カロリーで簡単に作れるおすすめのレシピを紹介します。

86Kcalレアチーズケーキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引用元:糖尿病とうまくつきあう「レアチーズケーキ

【材料】2人分
粉ゼラチン 1/3袋(約2g)
胚芽ビスケット 1枚
水 大さじ1(15g)
ミント葉 あれば
小プラカップ・デザートカップ 2個

~A~
無糖ヨーグルト 100g
カッテージチーズ(うらごし) 50g
ラム酒 小さじ1/2
アスパルテーム 小さじ1(5g)

【作り方】
1.分量の水に粉ゼラチンを振り入れ、混ぜたあとしばらく置いておく。電子レンジで20秒程度加熱し、粉ゼラチンを溶かす
2.ポリ袋にビスケットを入れ、すりこぎや麺棒で粗く砕き、プラカップに敷き詰める
3.泡だて器でなめらかになるまでAを混ぜ合わせる
4.3に1を入れ、よく混ぜたらラムを加える
5.プラカップに4を注ぎ、冷蔵庫で冷やし固め、お好みでミントの葉を飾る

ケーキは糖質が多く、カロリーが高いため、糖尿病治療中の人は避けたほうが良いとされています。

このケーキはチーズや無糖ヨーグルトを使い、低カロリーで簡単に作ることができますので、糖尿病治療中の方におすすめです。

86Kcalあずきと抹茶の「羊羹」

 

 

 

 

 

 

 

 

引用元:糖尿病とうまくつきあう「あずきと抹茶の『羊羹』」

【材料(2人分)】
~A~
こしあん・つぶあん 60g
寒天粉末 2g
水 120ml

~B~
抹茶 小さじ1強(6g)
寒天粉末 2g
砂糖 大さじ1強(16g)
湯 30ml
水 120ml

【作り方】
あずき羊羹
1.粉末寒天2gと水120mlを鍋に入れ、中火にかけ、沸騰したら弱火にして2分程度混ぜながら煮溶かす
2.寒天が溶けたらあんこを入れて混ぜ2分程度煮る
3.2をバットに流しいれ、粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やす

抹茶羊羹
4.湯30mlで抹茶を溶かす
5.粉末寒天2gと水120mlを鍋に入れ、中火にかけ、沸騰したら弱火にして2分程度混ぜながら煮溶かす
6.砂糖と4で溶かした抹茶を入れて1分程度混ぜる
7.6を容器に流しいれ、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす
8.抹茶・あずきともに固まったら適当な大きさに切って盛り付ける

羊羹などの甘いものは、粉寒天を使うことでカロリーダウンができます。

まとめ

糖尿病患者の方が間食をする場合の食べ方やおすすめの食材について説明しました。

糖尿病治療中は栄養バランスの良いメニューを3食しっかり食べることが基本です。医師と相談のうえ、「間食をしても良い」という場合は食べ方を工夫し、ここで紹介した食材を選ぶことで血糖値の上昇を抑えながら間食やおやつを楽しむことができます。

糖尿病は再生医療で
完治する可能性があります。

再生医療であれば、糖尿病の原因であるすい臓機能を治癒させることができる可能性があります。さかもとクリニックは国内でも再生医療を利用して糖尿病治療ができる数少ないクリニックです。糖尿病で悩まれている方は一度ご相談ください。

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