ポラリスって何?ポラリスの美肌効果と持続期間とは
年齢を重ねるにつれ、気になってきますのがシワやたるみ、更には毛穴の開き。
ある日昔の自分の写真を見つけて、今のご自身のお顔と思わず比べてしまい、想像以上にシワやたるみが目立ってしまった自分の姿に愕然としてしまう女性も多いのではないでしょうか?
いつまでも若々しくハリのある美しくありたいというのは多くの女性が持つお悩みであるかと思います。
セルフマッサージや美顔体操、美顔器などで毎日一生懸命目立ってしまったシワやたるみを何とかしようと頑張ってはみたものの、思うように効果がでない…
メイクで何とか毛穴の開きを隠し、シワやたるみが目立たないようにメイクの方法を変えてみたり一生懸命頑張ってみても、常にメイクをしているわけにもいかない…
同年代のお友達と思わず比べてしまって「どうして自分ばかりこんなにシワやたるみが目立ってしまうのだろう?」とシワやたるみが気になってしまいお友達との外出も思うように楽しめない…
お友達と一緒に旅行に行く計画を立てているけれど、シワやたるみが気になってしまって何となく気持ちが弾まない…
シワやたるみが気になってしまって最近は外出する事も何だか億劫になってしまう…
シワやたるみがキッカケになってしまって、だんだん自分自身に対して自身が持てなくなってしまったために、いつもならば楽しめる事も思うように楽しめなくなってしまったり、人目が気になってしまって外出するのも億劫になってしまうのはやはり悲しいものですよね。
そのようなお悩みをお持ちの女性の為に、今回は最近話題のポラリスという美容クリニックで行うことができるレーザー治療方法についてご説明させていただきます。
【シワやたるみはなぜできるのか?】
ポラリスについてお話させていただく前に、まずはシワやたるみが出来る原因についてお話したいと思います。
1つ目は紫外線です。
紫外線とシワやたるみは一見関係ないように思えますが、実は大きく関係があります。
紫外線を浴びてしまうことにより、活性酸素というものがお肌の中で発生してしまいます。
この活性酸素は、体内に侵入した有害物質を破壊するという働きがあるのですが、紫外線を浴びすぎてしまうと、活性酸素が多くなりますので、過剰な活性酸素が体内の脂質を酸化させてしまい、過酸化脂質となっていきます。
この活性酵素と過酸化脂質が美肌に大切な皮膚内のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった成分にダメージを与えてしまい、それらを減少させてしまうことによりシワやたるみの原因となってしまいます。
2つ目は乾燥です。
皮膚は上から角質層、表皮、真皮という構造になっているのですが、角質層が乾いてしまう事により隙間ができてしまい、表皮の中から水分が蒸発してしまうことにより表皮が乾燥してしまい、小ジワの原因となってしまいます。
3つ目は顔の筋肉の衰えです。
加齢に伴い、顔の筋肉が衰えてしまいますと、皮膚や皮下細胞を支えきれずに下がってしまい、深いシワやたるみの原因となってしまいます。
美肌成分とされるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が皮膚内に正常にあっても筋力の衰えによりシワやたるみはできてしまうのです。
ポラリスって何?
シワやたるみの原因が分かったところで、そのお悩みに効果があるポラリスについて紹介していきます。
ポラリスとは電気的高周波(RF)とダイオードレーザー(光治療)を組み合わせた新しい器械です。
ポラリスは電気的なエネルギーを皮膚の真皮に与えることで真皮の線維芽細胞を刺激し、皮膚のコラーゲンやエラスチンを増殖させます。
そうすることにより、顔のシワをなくし肌のハリを蘇らせることができます。
ポラリスの良いところは、コンタクトクーリングにより皮膚の表面がマイナス5度で保護されるため、照射後に腫れたり赤くなったりするという皮膚のダメージがないことです。
表皮にダメージがないため、すぐに洗顔やメイクが可能です。
また、ダウンタイムがないため手軽に受けられるというメリットがあります。
冷却効果が優れているので、痛みも少ないというのもポラリスの良いところです。
ポラリスには皮膚の引き締めやリフトアップという即時的な効果と細胞外マトリックスの造成という経時的効果の両方があるので、ランチタイム前にポラリスを行いそのままメイクをしてランチへ行くなど利用しやすいというのもポラリスが手軽にできるという良いところです。
また、ポラリスはお肌の状態を選びませんので、敏感肌の方でも治療が受けられます。
ポラリスはメスを使わないフェイスリフトとして今注目されている美容法です。
ポラリスのメカニズムと安全性はどうなっているのでしょうか?
ポラリスのメカニズムはダイポーラ高周波(RF)と元々シワ取り用としても利用されていたダイオードレーザーを組み合わせることにより、副作用のリスクを最小限に抑えながら電気エネルギーを真皮層の深い部分にピンポイントで届けます。そして真皮層を刺激し、引き締めることでコラーゲンの生成を促進し、ハリのあるお肌へと促します。
ポラリスの安全性はアメリカのFDAによって美容機器としての安全性が承認されています。
*高周波(RF)とは?
RFとはRadio Frequency(ラジオ波)の頭文字をとったもので、レーザー等に代表される光エネルギーとは異なる電気的な性質を持ったエネルギーです。
皮膚の色素の影響を受けないため、エネルギーを深部まで安全に届けることができます。
ポラリスの効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
ポラリスがどんなものかが分かったところで、今度は気になるポラリスの効果について説明していきます。
表皮の65度の高温によりスキンテクスチャの改善を促します。
これによりお肌の触り心地や質感が改善されます。
真皮層の70〜75度の高温によりコラーゲンに影響を与えてシワの軽減を促します。
コラーゲンやエラスチンは熱エネルギーが照射された瞬間から増生が始まります。
これにより気になるお肌のシワが軽減され、若々しく見た目を取り戻すことが出来ます。
肌のたるみやシワの改善、毛穴の開きの改善などに効果的です。
一度若返った肌は再度新陳代謝を繰り返しますので、すぐに戻ってしまったりするということもありません。
さらに、ポラリスのエネルギーが皮膚の深部へ伝達できることにより、ニキビ桿菌や皮脂腺への効果、コラーゲンの増生効果が認められるので、活動性のニキビだけでなくニキビ痕にも効果を発揮することが出来ます。
ポラリスはアンチエイジング(※肌の老化予防改善などのこと)としてではなく美肌治療としても注目されています。
ポラリスは顔だけでなく、年齢が出やすい首やバストやヒップのたるみにも効果的です。
熱エネルギーが照射された瞬間からコラーゲンやエラスチンは増生が起こりますので、照射後すぐにリフトアップが実感できるのもポラリスの魅力的な効果の1つです。
ポラリスを行う期間はどれくらいなのでしょうか?
ポラリスは照射後すぐにリフトアップが実感できるものではありますが、ポラリスには即時性の効果と経時的効果がありますので、気になるシワやたるみを改善したい場合には経時的な効果を得る為、定期的な照射がオススメです。
概ね2〜4週間を目安として5回の照射を行います。
ポラリス照射後48時間以内に照射した部分のお肌が引き締まり、ハリが出てきます。
ポラリス照射後すぐにシワの減少やたるみの引き締まりが実感できます。
個人差にもよりますが、その後1ヶ月〜数ヶ月でコラーゲンの増生により徐々にシワが消え、たるみが引き締まっていきます。
1クール(5回程度)の照射後、コラーゲンの増生を維持するために半年〜1年に1回程度の照射がオススメです。
つまり最初の2〜4週間で5回のポラリス照射を行い、その後は半年〜1年に1回のペースで継続して照射をしていくことでシワやたるみのない若々しくハリのあるお肌を維持していくことができるということです。
ポラリスの効果はどれくらい持続するのでしょうか?
ポラリスの効果の持続は個人差にもよりますが概ね1ヶ月〜3ヶ月とされています。
こちらはメスを使わないシワの治療としては短い部類であると言われています。
ポラリスは即効的な効果があるものの、1回の照射では完全にシワやたるみの治療が終了することができません。
そのため、ポラリスを行う期間でも説明させていただいた通り、2週間〜4週間の間に5回の照射を行い、その後も半年〜1年に1回のペースで照射を行なっていく必要があります。
即効的な効果があるというメリットはあるものの、アンチエイジング(※肌の老化予防改善などのこと)としてシワやたるみを本格的に治療する事を考えますと、忙しい人に向かないというのが現実ではあります。
そのため、忙しい方にはなかなか難しいというのがポラリスのデメリットです。
シワ、たるみのお悩みには再生医療も検討の余地があります
ポラリスは即効的な効果が期待出来るというメリットはありますが、1回で効果は得られず最初に2週間〜4週間で5回照射を受けなければならず、その後も半年〜1年に1回は照射を受けなければならないというデメリットもあるので忙しい人には向かない治療法でもあります。
忙しい人にとってはできるものならば1〜2回程度で効果が長続きするものを選びたいと思う方も多いのではないかと思います。
そのような場合には、再生医療も検討してみてると良いでしょう。
再生医療には線維芽細胞療法とPRP療法と呼ばれているものがあります。
線維芽細胞療法では、コラーゲンやヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞自体を増やすことを目的とした治療法となります。
自分の耳の後ろなどの目立たない場所から線維芽細胞を採取した後、専用の器械で培養を行い、培養した細胞を気になるシワやたるみの部分に再び注入します。
線維芽細胞自体を注入することにより、細胞を活性化し、増えにくくなった細胞の増殖を促すことになります。
PRP法では自分の血液を採取した後、血漿(PRP)のみを取り出し、お肌の気になるシワやたるみの部分にPRPを注入していきます。
PRPに含まれる成長因子がコラーゲンの育成、細胞の活性化を促し、肌のハリを蘇らせる手助けを行います。
どちらも自分の細胞や血液を使用するため、副作用も少なく、注入したものは体内に吸収されないため、効果が長続きするというメリットがあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポラリスは即効的な効果があり、照射をしてすぐにリフトアップの実感も得られますし、照射後すぐにメイクも出来るので手軽に利用できる反面、完全にシワやたるみを解消するためには何度も照射をしなければならず忙しい人には難しいかもしれません。
シワやたるみの問題はいつまでも若々しくいたいという女性にとっては大きなお悩みの1つでしょう。
シワやたるみの対策はクリニックや症状によりいろいろあります。
ご自身のライフスタイルや効果、副作用、費用などを感えた上でどの治療を行っていくのがよろしいかと思います。

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