トピックスtopics
  • HOME
  • トピックス
  • ほうれい線解消に効くヒアルロン酸注射の効果期間と副作用

ほうれい線解消に効くヒアルロン酸注射の効果期間と副作用

ほうれい線解消に効果のあるヒアルロン酸注射とは?持続時間や副作用は?

ヒアルロン酸という物質は、化粧品においては非常にポピュラーなので多くの人が聞いたことがあるでしょう。ヒアルロン酸とは皮膚の内部を生成している物質の1つです。そのヒアルロン酸を注射で皮膚に入れ、ほうれい線などの美容的な悩みを解消させるという治療法があることをご存知でしょうか。そこでここではヒアルロン酸注射に関して詳しい情報をご提供します。

最初に皮膚の構造について理解しよう

ヒアルロン酸注射を理解するためには、まず初めに簡単に皮膚の構造を知っておく必要があります。

皮膚の構造とは

皮膚は、ご存知のように身体の外側をすべて覆っています。皮膚を広げて測ると、総面積は1万6000平方センチメートルと巨大なものです。皮膚は最大の臓器だという言葉があるのはこのためです。重さも体重の16%を占めており、これは肝臓の3倍の重さです。しかしその厚さは1.4mmしかありません。

皮膚の表面には、皮溝という細い溝と溝の間の皮丘という高い部分があります。この高低が細かく、くっきりしている肌であればあるほど健康的だと言えます。ですから若いうちは、溝は細かく網目状になっていますが、加齢によって荒くなったり、高低がはっきりせずのっぺりするようになります。

この皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれていて、ここに汗腺、脂腺、爪、毛包などが分散して存在しています。

表皮とは

さらに表皮は、身体の外側から順番に角層、透明層、顆粒(かりゅう)層、有棘(ゆうきょく)層、基底層の5層に分かれています。

表皮では1番下の基底細胞が細胞分裂して新しい表皮細胞を作ります。この表皮細胞がだいたい3週間かけてだんだんと上方に上っていき、最後は角層になって皮膚を守ります。そして細胞の寿命が来ると垢になって剥がれ落ちていきます。この現象をターンオーバーと言い、これが正常に行われている肌は健康で、外から見てもうるおいとハリ、そしてツヤが感じられます。

また表皮細胞はまるでレンガを積み上げたように細胞が並んでいて、その隙間をレンガを接着させるコンクリートのように細胞間物質が埋めています。細胞間物質は体液からできている液体です。レンガのようにと書きましたが、実際には細胞間物質の海の中に表皮細胞が浮いているという姿を想像したほうがより正確でしょう。

表皮細胞の1番上の角層には、セラミドなどの脂肪成分が含まれています。セラミドは水分を保持する働きがあるので、皮膚のうるおいの元になっています。

真皮とは

表皮細胞の下には真皮細胞というものがあります。真皮は繊維の集まりで、これが皮膚に弾力とハリを与えています。この繊維の原料がコラーゲンです。また繊維の間にはヒアルロン酸などの水分を豊富に含んだ物質があり、これもまた皮膚のうるおいの原因になっています。

したがってコラーゲンが減少すると、皮膚に弾力とハリがなくなり、表皮ではそれが影響してタルミやシワが発生します。ヒアルロン酸が不足して来ると肌に弾力とうるおいがなくなり、シワができたり、乾燥肌になったり、あるいはきっちり並んでいた表皮細胞に隙間ができて、そこから異物が入り敏感肌になったり、赤みや痛みなどのトラブルを引き起こします。

ヒアルロン酸注射と言う美容医療とは?

ヒアルロン酸が不足すると上で挙げたような肌トラブルの原因になりますが、このヒアルロン酸の不足は主に加齢によるものなので、防ぐことは非常に難しいです。そこで外からヒアルロン酸を補ってあげる、ヒアルロン酸注射と言う美容方法が注目されているのです。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸についてもう少し詳しく解説しましょう。

ヒアルロン酸は、それだけを取り出してみるとぬるぬるしたゲル状のものです。ここに水分をしっかりため込むので皮膚にうるおいがもたらされます。

どのくらい水分保持力があるかと言うと、ヒアルロン酸1gで6リットル、つまり自分の約1000倍の量の水分を保持できるのです。このヒアルロン酸が、真皮の繊維要素であるコラーゲンと、その繊維構造を支えているエラスチンという物質の隙間を埋めて支えています。言ってみれば、コラーゲンが肌の弾力を支えているコイルで、ヒアルロン酸はそのコイルの機能を強化しているオイルのようなものです。

またヒアルロン酸は顔だけではなく、身体全体に存在しています。たとえば関節では関節同士のクッションになっているので、ヒアルロン酸が不足すると関節同士がぶつかって関節炎を発症します。その場合にもヒアルロン酸を注入するという治療法がとられることがあります。

このように肌の弾力、ハリ、うるおいを維持するために機能しているヒアルロン酸なので、肌の老化や乾燥、シワ、タルミ、あるいは深くできたほうれい線などを解消したいという場合には、このヒアルロン酸を体内に入れてあげれば効果が上がるというわけです。

従来、ヒアルロン酸を体内に入れるには、化粧品や薬剤が用いられていました。ヒアルロン酸の含まれる化粧品や薬剤を皮膚に塗り、角質細胞の隙間からヒアルロン酸がしみ込んでいくことを狙っていたのです。しかしこの方法は、皮膚の上に残ってしまうヒアルロン酸が多いことや、本当にヒアルロン酸を必要として真皮に届くまでの間にヒアルロン酸が代謝されて消えてしまったりするため、効率的ではありませんでした。

ヒアルロン酸注射とは

そこで考え出されたのが、注射によってヒアルロン酸を本当に必要としている部位に直接注入する方法です。

このヒアルロン酸注射は1990年代後半に登場しました。薬剤を皮膚に注射するというと、アレルギーなどが気になりますが、アレルギーを起こすのはタンパク質なので、ヒアルロン酸の場合はその心配がありません。また以前は注入するヒアルロン酸は鳥から採取して培養していたので、余計な細胞が入ったり純度に問題がありましたが、現在ではバイオテクノロジーによって清潔な工場で化学的に培養されたヒアルロン酸を用いているため、安全性も格段に上がっています。

ヒアルロン酸注射は顔のどこに効果がある?

ではヒアルロン酸注射を顔にした場合、どのような効果があるのでしょうか。

ほうれい線やシワを目立たなくさせる

顔の表面にできるシワや、あるいはほうれい線が深くなってしまうという現象は、真皮の成分が減少し、弾力が衰えることで、今まで持ち上げていた表皮細胞が凹み、凹んだ部分が溝となって発生します。したがってヒアルロン酸注射を行うことで、真皮の弾力が元に戻り、また表皮細胞を持ち上げられるようになるので、シワが消え、ほうれい線も薄くなるのです。

顔の輪郭を整える

ヒアルロン酸によって顔の輪郭を矯正することもできます。たとえばあごに注射すると、あごにボリュームが出て、しもぶくれの顔を卵型にすることも可能です。

鼻の高さを変える

ヒアルロン酸を鼻筋に注入すると、その分鼻が高くなったり、あるいは眼と眼の間の鼻筋に注射することで、眼と眼の距離が近づき、眼自体が大きく見えるようになります。また顔全体の立体感も生まれます。

ヒアルロン酸注射の持続時間は?

ヒアルロン酸注射は必要としている部位に届ける意味では非常に効率的ですが、しかし体内に入った後は元からある成分と一緒になるので、同じように代謝、消化されていきます。したがってヒアルロン酸注射にはその効果の持続時間の限界があります。

ヒアルロン酸を体内に注射してその効果が発揮される期間は、だいたい6カ月から1年程度なので、効果を維持したいと思ったら再度ヒアルロン酸注射の治療を受け直す必要があります。

ヒアルロン酸注射には副作用はある?

ヒアルロン酸注射には副作用はあるのでしょうか。

非常にまれな例ですが、注射されたヒアルロン酸によって顔の動脈がふさがれ、それによって皮膚が壊死したり、眼の動脈がふさがることで失明する、という副作用は存在します。

またヒアルロン酸を注入しすぎると、顔がふくらみ過ぎたり、顔にしこりが残るなどの副作用も発生します。しかしこの副作用は、体内に注入されたヒアルロン酸が代謝されて徐々に減っていくことで、治療後1週間程度で解消されます。

副作用や合併症などは絶対に起きないとは言えません。特にヒアルロン酸注射の症例が少ないクリニックや、治療経験の浅い医師の場合はトラブルの発生確率が上がります。ですからヒアルロン酸注射を受ける際には、そのクリニックの過去の症例数や、医師の熟練度合いを確認しましょう。

特に医師に関しては、ヒアルロン酸注射を行う際にヒアルロン酸の製造元が実施する規定の講習セミナーがあります。ですから最低限このセミナーを受講している医師を選びましょう。

また、医療機関によっては、日本で許可を得ていないヒアルロン酸注入材が使っている場合もあります。そのようなヒアルロン酸は安全性が保障できていないので、やはり注意が必要です。

以上で挙げた副作用が起こった場合、あるいは以上で挙げた以外のトラブルが起こった場合にも、すぐに医師に相談するとが大切です。

再生医療でも同じ効果は可能か?

ヒアルロン酸注射は外部からヒアルロン酸を注入するという医療行為ですが、同じ注入するにしても、ヒアルロン酸ではなく、体内でヒアルロン酸を生成する元の細胞を注入するという方法もあります。この方法を再生医療と言います。

上で解説したように、皮膚の弾力やうるおいはヒアルロン酸をはじめとする、様々な成分がもたらしていますが、これらはすべて体内の細胞が分裂して生成されたものです。この時の元となる細胞を幹細胞と言います。言ってみれば、細胞の母体です。

この幹細胞は加齢によって機能が衰えます。そして寿命を終えて死んでいきます。体内で幹細胞が減ると、当然ヒアルロン酸などの生成量も減るので、ヒアルロン酸が代謝されて減っていく分に対して補充ができません。この現象によって、ヒアルロン酸は減っていき、シワや乾燥肌などの肌トラブルの原因になるのです。

再生医療は、身体の中の脂肪を少しだけ採取してそこから幹細胞を取り出し、それを培養して再度体内の必要とする部位に戻してあげる最先端の治療方法です。したがって、減ってしまった、ヒアルロン酸やコラーゲンを生み出す元の細胞のところに幹細胞を注入してあげれば、再度元の細胞が増えていき、ヒアルロン酸などの生成量が復活し、肌にハリやうるおいが戻ってくるのです。

そしてなおよいことは肌にはりやツヤを与える、シワやたるみの予防、改善効果がヒアルロン酸などの人工物より長く持続されることです。

まだ再生医療を行っているクリニックはそれほど多くはありませんが、もしも長い期間持続し、なおかつ「人工物を使いたくない」「仕上がりの自然さにこだわりたい」「効果的な美肌効果を得たい」という場合は、選択肢に入れることがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。

ヒアルロン酸注射はヒアルロン酸配合の化粧品などを使うよりも、スキンケア効果の高い治療方法です。肌にハリがなくなった、ほうれい線が目立つようになった、乾燥がひどい、敏感肌がつらい、などの肌トラブルを効果的に解消したい場合は、治療を受けることを検討していかがでしょうか。

当クリニックの肌の再生医療についてはこちらから

10年前の写真をふと見たときに、
今の肌との違いにビックリしたことは
ありませんか?

あの頃の肌へ戻る…それは女性にとって夢のようなお話です。それを叶える魔法のようなお肌の再生医療で、夢を現実に!気になる方は当院へご相談下さい。

トップ