膝の内側が痛むのは鷺足炎かもしれません!その原因とは?
歩いている時、運動をしている時に、膝の内側の痛みを感じたら、それは鷺足炎かもしれません。
鷺足炎の原因は、大腿部の3つの筋肉が膝関節の内側に集まって付着している部分が炎症を起こしたためなのですが、どんな時に炎症を起こすのでしょうか。
今回は、鷺足炎の原因について詳しくご紹介します。
スポーツ選手の鷺足炎の原因
鷺足炎は、スポーツ障害の1つとも言われています。
つまり、スポーツ選手に多い病気で、膝の内側に痛みが起こります。
特に、ストップ、ターン、スタートダッシュを繰り返すようなサッカー、バスケットボール、ラグビーなどの横に動くことが多いスポーツ選手に見られることが多いです。
膝の屈曲を繰り返すことにより鷺足が脛骨上端とこすれて、炎症を起こすのですが、その原因は、以下のようなものが挙げられます。
・ランニングなどで膝に過度な負担がかかる
・ストレッチなど、ウォーミングアップが不足している
・急に長距離を走った
・慣れない新種目なのに、激しいトレーニングを行った
・運動フォームが悪い
・足にあっていない靴を履いている
・柔らか過ぎ、硬すぎなど、練習場の問題
・X脚やO脚などの骨格異常
スポーツをしていない人の鷺足炎の原因
鷺足炎になるのは、スポーツ選手だけではありません。スポーツをしていなくても、膝を酷使したり負担をかけたりすることによって、鷺足炎は起こります。
・立ったり座ったりを繰り返し、膝に負担がかかる
・足に合わない靴をはいて歩いたり、運動したりしている
・急に長距離のジョギングを始めた、ストレッチが足りなかった
・加齢に加え、体重が増加し、膝に負担がかかる
・X脚、O脚などの骨格異常
・変形性膝関節症の合併症
スポーツ選手であっても、そうでない人でも、鷺足炎の原因は膝の酷使、負担をかけることによって起こるのです。
実際に症状が出てしまうと痛みでつらいですから、鷺足炎の原因を取り除くこと、つまり予防が必要です。
鷺足炎の予防
膝にストレスを与えないように運動することが必要です。
しかし、それを意識しながらスポーツや日常生活を送ることは、難しいことだと思います。
したがって、何か運動をしようとする時や、長距離歩くことが分かっている時などは、体のウォーミングアップや、膝の筋肉のストレッチを、事前に十分行うことが大切です。
また、X脚やO脚であれば、膝と足先がまっすぐ前を向くようにするなど、日常から意識して姿勢を矯正したり、靴にインソールを入れたりするなどして対策することも必要です。
まとめ
鷺足炎の原因は、膝に負担をかけすぎることです。
特に、スポーツや運動をする場合は、十分な準備体操を行うことが大切。鷺足炎は、慢性化することもあります。そうならないよう予防を心がけてくださいね。
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