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糖尿病の方は市販薬の服用に注意!血糖値が下がりすぎる可能性も

糖尿病の方は市販薬の服用に注意!血糖値が下がりすぎる可能性も

糖尿病の治療中にほかの病気になることもあるでしょう。でも、すでに糖尿病の薬を服用している場合、他の薬を飲んでも大丈夫なのか気になりますよね。この記事では糖尿病治療中に他の市販薬を飲む際の注意点や飲み合わせについて解説します。

飲み合わせに注意すべき理由

糖尿病に限らず複数の薬を飲む場合は、薬の成分や組み合わせよよって効果が出にくくなったり、逆に効果が強く出すぎてしまうこともあります。

また、飲み合わせの問題は市販薬だけでなく漢方薬やサプリメント、ハーブなどでも起こる可能性があります。例えば、健康食品として有名なグァバ葉ポリフェノールやイチョウ葉エキスは糖尿病の薬と併せて飲むことで血糖値が下がりすぎる可能性があるといわれています。

飲み合わせによって具体的にどのような問題があるのか以下で見ていきます。

血糖値を下げ過ぎる

糖尿病で薬を服用中に他の薬を服用すると、場合によって血糖値が下がりすぎることがあります。血糖値が下がり、低血糖に陥った場合は以下のような症状が現れます。

・強い空腹感
・ふるえ
・冷や汗
・顔面蒼白
・動悸
・発汗
・生あくび など

血糖値が下がりすぎると意識障害や昏睡状態に陥る可能性もあります。そのため、家族や周りの人に自分が糖尿病であることや低血糖になる可能性があることをあらかじめ伝えておき、低血糖に陥った場合の対処法も連絡しておきましょう。

どのような飲み合わせが低血糖を招くのかについては後述します。

血糖値が上がる

薬の飲み合わせによっては低血糖だけではなく、血糖値が上がったり、血糖コントロールが不良になることもあります。血糖値が上昇すると血液が濃くなるため、脱水症状が見られたり、糖尿病の症状が増悪することがあります。

どのような組み合わせが血糖値の上昇を招くのかについては後述します。

糖尿病治療薬の効果が弱まる

薬の飲み合わせによっては糖尿病治療薬の効果を弱めてしまうこともあります。

例えば服用している薬と逆の作用を持つ薬を一緒に飲んでしまうと、互いの効果を打ち消し合うため治療効果が得られにくくなります。また、薬の成分によっては同時に服用することで体に吸収されにくくなることもあります。

このように、薬の効果を弱めるような飲み方をしてしまうと治療効果がなかなか現れません。治療効果が出なければ糖尿病の長期化や悪化を招くことにつながります。

一方、糖尿病薬の効果を弱めるわけではありませんが、糖尿病治療薬の副作用を増悪させてしまうものもあります。例えば、キシリトールは虫歯になりにくい甘味料としてガムなどに用いられることが多いですよね。キシリトールはそれ自体に便を柔らかくする働きがあるため、キシリトールと糖尿病治療薬を同時に服用すると下痢がひどくなることもあります。

服用前に市販薬との飲み合わせをチェックする

薬の飲み合わせによるトラブルを防ぐためにも、糖尿病に限らず、常に服用している薬がある場合は併せて飲むといけない薬の種類を医師に確認しておきましょう。また、注意が必要な薬は飲み薬だけでなく塗り薬などもありますので忘れずに確認しておきましょう。

市販の風邪薬や鎮痛剤、サプリメントといったものは、その場で医師に直接確認することは難しいため、診察を受ける際にあらかじめ市販薬やサプリメントとの組み合わせについて確認しておきましょう。市販薬やサプリメントを購入する際は、医師に確認した内容を踏まえて選ぶようにしましょう。

風邪薬との飲み合わせ

風邪薬と一口にいっても、鼻の症状に効くものや喉の症状に効くもの、熱風邪に効くものなど、いろいろな種類があります。そのため、どのような成分が入っている薬なのかを知っておくことが重要です。

例えば鼻炎薬や総合感冒薬に多い成分であるプソイドエフェドリン、メチルエフェドリン、フェニレフリン、メトキシフェナミンは、血管を収縮することで鼻づまりを解消する効果がある一方、交感神経を刺激し、グリコーゲンの分解を促進するため血糖値を上げる働きがあります。さらに、末梢血管収縮や心機能を亢進させるため、血圧を上げ、糖尿病を悪化させることがあります。

ほかにも風邪薬にはさまざまな成分が入っています。どのような成分が入っている薬なのか購入前にチェックをすることが重要です。

解熱鎮痛剤との飲み合わせ

解熱鎮痛剤は解熱だけでなく、頭痛や腰痛などさまざまな場面で多く用いられる薬です。解熱鎮痛剤に配合されていることの多いアスピリンは、インスリンの作用を増強することがわかっています。また、アススピリン自体にも血糖値を下げる働きがあるため、糖尿病治療薬と同時に服用すると血糖値が下がりすぎる可能性があります。

アスピリンは解熱鎮痛剤だけでなく総合感冒薬に配合されることもあります。解熱鎮痛剤や総合感冒薬を服用する際はアスピリンが入っていないことを確認することも大切です。

咳止めとの飲み合わせ

咳止め薬に配合されることの多い麻黄やメチルエフェドリンといった成分は、前述のように交感神経を刺激し、グリコーゲンの分解を促進するため、血糖値を上げる恐れがあります。

麻黄やメチルエフェドリンも咳止めだけでなく、総合感冒薬や漢方、鼻炎薬などに配合さていることがあります。これらの薬を選ぶ際は麻黄やメチルエフェドリンが配合されていないことを確認しましょう。

まとめ

糖尿病の薬を服用中に市販薬を服用する際の注意点について説明しました。市販薬には糖尿病治療薬の効果を弱めるだけでなく、血糖値が上がったり、血糖値を下げすぎることもあります。

糖尿病で医師の診察を受ける際は、どのような薬との飲み合わせに気を付けるべきか事前に確認しておきましょう。また、市販薬だけでなく、サプリメントや健康食品、ハーブについても確認しておきましょう。

医師に確認するは 「風邪薬」や「咳止め」といった薬の種類ではなく、どのような成分に注意すべきかを確認することが大切です。

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