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インピンジメント症候群は野球選手がなりやすい!?

インピンジメント症候群は野球選手がなりやすい!?

インピンジメント症候群は、スポーツ選手の中でも特に野球選手に多い疾患です。プロ野球選手なら良いということでは決してありませんが、私は高校野球のピッチャーが投げ続けている姿を見ると、「大丈夫かな、大丈夫かな…肩を壊さないでよー!」と心配になります。今回は、野球選手がインピンジメント症候群になってしまったとき…その後どうなる?ということについてまとめました。

野球選手はインピンジメント症候群に注意

野球選手に多いインピンジメント症候群

インピンジメント症候群が野球選手に多いのは、肩を酷使することが原因の1つとして挙げられています。野球でボールを投げたり、飛んできたボールを打ったりする時、腕と肩には負荷がかかっています。

野球は試合の時間も長く、同じ選手がずっとボールを投げ続けることも少なくありませんから、そういった負荷が発症の原因に。そのため、ピッチャーなど、ずっとボールを投げるポジションにいる人はインピンジメント症候群になりやすいのです。

インピンジメント症候群からの復帰

野球選手はインピンジメント症候群になりやすいのは事実ですが、「この病気にかかったから選手生命が絶たれる」というわけではありません。

インピンジメント症候群は、原因をきちんと確認し正しく対処すれば十分改善可能なのです。実際、多くの野球選手がこの病気から復帰しています。初期のうちに見つけることが望ましいですが、手術をした後でも復帰することは出来ます。

復帰後にポジション変更する場合もある

ただし、インピンジメント症候群にかかった野球選手は、治療によって復帰も可能ですが、以前と同じポジションではいられないこともあります。治ったと言っても、あまり無理なことは出来ません。

インピンジメント症候群の原因を突き止めるには

インピンジメント症候群の原因を突き止めるには、動作分析が欠かせません。動作分析とは、痛みが出る動きや筋肉のバランスを分析することです。

野球選手の場合、ほとんどがボールを投げようとした時になるかと思います。その痛みを感じる時の動きと姿勢を分析して、体のどこに問題があるのかを明らかにして行きます。

インピンジメント症候群は、姿勢や体幹に問題がある場合も少なくないです。姿勢が悪いと筋肉のバランスにも影響が出ます。筋肉のバランスが偏ると動きにも癖が出やすくなり、肘や肩の痛みが起きることがあります。痛む部分を庇うことで不自然な動きになり、インピンジメント症候群を発症しやすくなるのです。

まとめ・インピンジメント症候群は野球選手がなりやすい!?

野球は肩に負荷がかかるのでインピンジメント症候群のリスクが高いスポーツです。野球選手が発症することが多いですが、でも、発症したからと言って野球が出来なくなるわけではありません。初期ならリハビリと注射、進行したら内視鏡を使った手術など、治療によって復帰も可能だといわれています。野球で痛みを感じたら、まず安静にし、早めに専門医の診断を受けるようにしてください。

 

監修:リペアセルクリニック

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