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身長が急に伸びたお子さんは「オスグッドシュラッター病」に要注意!


お子さんの成長は親にとって嬉しいものですよね。「息子が私の身長を越したの!」なんて嬉しそうに話しているお母さんをよく見かけます。ですが、成長するにしたがって発症しやすい病気もあります。こちらでご紹介する「オスグッドシュラッター病」もその1つで、身長が急に伸びたお子さんにとってリスキーな病気です。

身長が伸びるということは?

そもそも「身長が伸びる」とは、どういうことなのでしょうか。「背が伸びる」とか「背が高くなる」とも言いますが、なぜ人の身長は伸びるのでしょう。

それは、簡単に言うと「骨が成長する」からです。

複雑なメカニズムによって身長は伸びるのですが、オスグッドシュラッター病は、この骨の成長、つまり身長が伸びることと深いかかわりがあります。

身長が伸びることとオスグッドシュラッター病の関係について


前述の通り、背が伸びるということは骨が成長しているということです。

基本的に子どもは年齢とともに成長して背が伸びていきますが、常に一定の速度で身長が伸びているわけではありません。

特に、12歳前後の「成長期」には、一気に身長が伸びて大人の体格に近づいていきます。お子さんが成長する姿を見ることは喜ばしいことではあるのですが、同時にオスグッドシュラッター病の発症リスクについて考えなければならない時期でもあるのです。

オスグッドシュラッター病は、骨の成長に対して軟部組織の成長が遅れてしまうことが大きな原因となっています。これにより大腿四頭筋の柔軟性が一時的に低下してしまい、この状態でダッシュやジャンプなど脛骨結節部が強くひっぱられる動きを多く行うと炎症を起こし、痛みなどの症状がおこります。

オスグッドシュラッター病は成長期の一過性の疾患

オスグッドシュラッター病はどの年代でも同様の発症リスクを持つ病気かといえば、そうではありません。オスグッドシュラッター病は成長期にあるお子さん、特にスポーツ(特にダッシュやジャンプの多い競技)をする機会の多い男子に多く見られる病気です。

成長期が過ぎて軟部組織の成長も追いついてくると、オスグッドシュラッター病の発症リスクは大きく低下します。ですから、身長が急に伸びた頃に注意をしておけば、オスグッドシュラッター病の発症リスクは大幅に低下させることができるのです。

まとめ

成長期に差し掛かると、特にスポーツを行っているお子さんはオスグッドシュラッター病の危険が高くなります。しかし、成長期を超えると、発症のリスクはグンと低くなります。少し運動を控えめにする、マッサージをする、痛みのある時は休むというような対処法でうまく乗り切れると良いですね。痛みが強い場合は、整形外科医など専門医に相談してください。