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変形性股関節症に「ヨガ」は有効なのか?


変形性股関節症では、保存的治療として運動療法などを行います。とはいっても、股関節や足、腰に負担がかかるような運動はできません。そこで、「ヨガはどうかな?」と思う方も少なくないのではないでしょうか。ヨガは健康そのものにも良さそうな運動ですし、無理なく行うことができそうですよね。そこで、変形性股関節症とヨガの相性について解説します。

基本的にNG!


結論から述べてしまうと、変形性股関節症の人、あるいはその症状が疑われる場合には、ヨガは基本的にNGであると考えてください。

詳しくは担当の医師からの指示に従うことになりますが、実は変形性股関節の症状とヨガは相性が良くないのです。

ヨガにはさまざまなポーズがありますが、股関節を大きく開くポーズが多いことも事実です。変形性股関節症の人は、股関節に負担がかかるような動作は控えたほうが良いです。仮に我慢して行ってしまうと、症状が悪化する可能性が高くなります。

「ヨガ=健康に良い」というイメージがありますが、変形性股関節症とは相性が良くないということを知っておきましょう。

運動療法の重要性

ヨガと変形性股関節症の相性はよくないのですが、でも、股関節や下肢を全く動かさないというのも良くありません。なので、変形性股関節症の患者さんには、治療の一環として「運動療法」が取り入れられることが多いです。

運動療法の目的は、股関節のリラックスによる股関節軟骨の健康維持と股関節の可動域の確保にあります。運動療法を適切な方法で継続することにより股関節を正しく動かすことができ、筋力の維持にもつながるのです。

変形性股関節症の運動療法として正しい運動

変形性股関節症の患者さんは、一体どのような運動が良いのでしょうか。

原則として担当医から指導された内容を実施することになるのですが、基本的としては「股関節に過度な負担がかからない運動」、そして、「継続が容易である運動」です。

先ほども説明していますが、股関節や下肢に負荷のかかる運動は、かえって変形性股関節症の症状を悪化させる可能性があり、運動療法は根治治療には該当しない保存的治療の1つですから継続することが必要です。

負荷の大きな運動は患者さんによっては継続が難しい場合もあるので、軽めで簡単にできる、自宅でもできる運動が良いと考えられています。

例えば「ストレッチ」や「ももあげ」、「かかとあげ」などの軽めの運動、また、「水中運動」は負荷が少なく、変形性股関節症の運動療法として適しています。

まとめ

ヨガは体に良さそうなイメージがありますが、残念ながら股関節への負荷の観点から変形性股関節症の治療法としては適していないといえます。変形性股関節症の治療で、運動療法を取り入れる場合は担当の医師から指導された内容を遵守して継続していくようにしてくださいね。もし、痛みが出てしまったときは運動を中止し、早めに受診しましょう。

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