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糖尿病を診断するための検査内容|その基準になる値についてもご説明

糖尿病を診断するための検査内容|その基準になる値についてもご説明

「糖尿病予備軍だね」周りからそういわれたものの、実際に糖尿病かどうかはどうやって診断するのかわからないという人も多いでしょう。きちんと検査をして糖尿病かどうか判断したいですよね。

この記事では、糖尿病であるかどうかどうやって判断するのかについて、検査方法や診断基準を踏まえて解説します。

糖尿病であると気づくきっかけ

糖尿病は以下の4つのケースで気付くというのが一般的です。

・献血に行ったときに、糖尿病の可能性があることが分かった
・定期健康診断や人間ドックで判明した
・ほかの病気でお医者さんにかかったときに判明した
・合併症による症状が出て受診したときに判明した

いずれの場合も、「糖尿病の検査をしよう」と思って検査をしたわけではなく、たまたま見付かったケースが目立ちます。

糖尿病を診断するための検査方法

糖尿病であるかどうかは以下の3つの血糖検査とHbA1c検査によって総合的に判断されます。

・早朝空腹時血糖検査
・随時血糖検査
・75g経口ブドウ糖負荷試験
・HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)検査

血糖値とHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)

血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度を示したものです。一方、HbA1cは糖化ヘモグロビン(糖と結合したヘモグロビン)の割合になります。

ヘモグロビンは赤血球にある色素で、各細胞に酸素を運ぶ役割があります。ヘモグロビンは生成されてから120日で消失するため、HbA1cには過去1~2ヶ月の平均の血糖値が反映されます。

3つの血糖検査

前述の3つの血糖検査は、それぞれ別のタイミングで実施されます。

早朝空腹時血糖値

血糖値検査の当日、朝食を抜いた状態(空腹時)の血糖値を測定します。早朝空腹時血糖値が126mg/dl以上である場合は糖尿病型(糖尿病の疑いがある)と診断されます。糖尿病型の詳細については後述します。

随時血糖値

食後の時間を定めずに測定した血糖値のことをいいます。随時血糖値が200mg/dl以上の場合に糖尿病型と診断されます

75g経口ブドウ糖負荷試験

75g経口ブドウ糖負荷試験は75gのブドウ糖を摂取し、2時間経過したあとの血糖値を測定する検査で、75gOGTTとも呼ばれています。75g経口ブドウ糖負荷試験の血糖値が200mg/dl以上で糖尿病型と診断されます。

検査結果の診断

糖尿病の検査結果には判定基準があり、判定結果は3段階に分類されます。

血糖値の3段階の分類

糖尿病の検査結果は、血糖値の高さによって3段階に分かれます。それぞれ詳しく見ていきます。

糖尿病型

糖尿病型とは「糖尿病の疑いがある」ということです。

以下の①~④の4つの糖尿病検査の結果が一定の値を超えた場合は「糖尿病型(糖尿病の疑いがある)」と判断されます。さらに、①~④のいずれかと④が一定の値を超えた場合は「糖尿病」と診断されます。

①早朝空腹時血糖検査
②随時血糖検査
③75g経口ブドウ糖負荷試験
④HbA1c検査

境界型

境界型は糖尿病予備軍と呼ばれることもあります。検査結果が糖尿病型と正常型の間である場合に境界型と判定されます。

境界型は糖尿病ほど血糖値が高いわけではありません。しかし、境界型は正常値よりも血糖値が高く、糖尿病になりやすい状態です。

また、高血糖が続くと血管はダメージを受けます。そのため、境界型の段階で生活習慣を改善することが重要になります。

正常型

糖尿病検査の結果が正常値であるという意味です。以下の2つを満たす場合に正常型と判断されます。

・早朝空腹時血糖値:110mg/dl未満
・75g経口ブドウ糖負荷試験:140mg/dl未満

糖尿病の診断基準

糖尿病の診断は医師が下記の判定基準に従って行います。「糖尿病型」「正常型」いずれにも該当しない場合は境界型と判断されます。

糖代謝異常の判定区分と判定基準

引用元:東京都病院経営本部「糖代謝異常の判定区分と判定基準

以下のいずれかに該当する場合、糖尿病と判断されます。

・同日あるいは別の日に2回糖尿病型が確認された場合
・表の(1)~(3)のいずれかと(4)が糖尿病型と診断された場合

まとめ

糖尿病の検査方法や判定基準について説明しました。「糖尿病予備軍」や「境界型」は糖尿病ではありませんが、糖尿病になりやすい状態です。「糖尿病じゃないから」と何の対処もせずにいると糖尿病を発症する可能性があります。

これらの判定を受けたら生活習慣の改善に努め、糖尿病を発症しないよう心がけましょう。

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