症例紹介case introduction

70代男性 変形性ひざ関節症で長年辛かった

長年の痛みで曲げることもできなくなった

約10年前から膝の痛みが出現し、我慢して仕事をしていたが膝が伸びにくくなって、いよいよ人工関節をしなくてはいけないと思っていたところ当院を知って来院されました。

来院して膝を診察したとこころ、一番やっかいな症状がありました。それは膝が完全に伸びないという状態です。いわゆる拘縮といって関節が固まる症状です。膝が痛いと普段関節を動かす範囲が狭くなっていき、徐々に固まってきます。平らな床で上向いて寝てみるとよくわかります。膝が完全に伸びないので膝のしたに隙間ができます。この状態が何年も継続するとリハビリしても戻らなくなります。

この方は、約半年前から膝が伸びないということでしたのでまだリハビリで戻せる可能性があります。あと、レントゲンで見る限り膝の軟骨はかなりすり減っており、これだけ歩行困難で膝が伸びにくいとなれば、従来の治療方法では人工関節をしなくてはいけない状態でした。

変形性膝関節症の再生医療

当院での幹細胞の治療効果は、9割以上の方が人工関節しなくても良くなる程改善できる

私が今まで、膝や股関節の再生医療を300症例以上行ってきましたが、そのほとんどの方が人工関節などの手術をしなくても良くなっています。再生医療の一番大切なことは、幹細胞の量と質です。当院では、幹細胞を冷凍しない方法で投与できるので、幹細胞が生き生きしており、ほとんど生きたまま投与できます。

幹細胞を冷凍してしまうと解凍する際に半分以上は死んでしまうのです。あとは、元気な細胞を沢山作ることのできる技術です。幹細胞の数が多いのはもちろんいいのですが、その全てが生き生きしていないといけません。一般的には関節には1000万個の幹細胞を投与しますが、当院では、関節に1億の幹細胞を投与することができます。幹細胞の数が多いほどそれだけ軟骨はできるのです。その成果として、約9割以上の方が手術をしなくても良くなったという結果になりました。

幹細胞を3回投与する

幹細胞を1回投与するだけでもかなり良くなりますが、このかたは出来るだけ多くの軟骨を再生させたいということで3回の幹細胞投与を行いました。1回目投与して1ヶ月目から効果は現れ始め3ヶ月目で痛みが8割改善されました。リハビリのおかげで伸びにくかった膝も真っ直ぐに伸びるようになりました。

複数回の投与をする時は、1ヶ月おきに幹細胞を投与します。約6ヶ月後の診察では、痛みはほとんど取れてしゃがんだり、立ったりする時も痛みは消えたと言われていました。今後も筋力トレーニングを継続していただければもっと安定するものと思われます。

 

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監修:院長 坂本貞範

 

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