症例紹介case introduction

50代男性 半月板損傷の幹細胞治療

半月板損傷に対する幹細胞治療

この方は、ジョギングを普段されていて約1年前から徐々に痛くなってきたそうです。その後、膝の痛みが軽快せず今回当院を探されてこられました。一般的には半月板損傷の場合、日常生活に支障が出たり、スポーツが思うようにできない時には関節鏡という手術を行います。

入院して全身麻酔または下半身麻酔で行います。入院は最低2日ぐらいは必要ですが、1週間ぐらいになることが多いと思われます。その後、数ヶ月のリハビリ加療を必要とします。

今回は幹細胞の治療ということで、入院お必要もなく日常生活をしながら治療を受けることができます。リハビリはもちろん行った方がいいです。

この方はマラソンを再度したいとの事で、今回3回幹細胞投与を選択されました。3回幹細胞投与行う事でしっかりと軟骨を再生させることができるのです。

一般的には2回目以降の幹細胞投与には、あらかじめ培養したものを解凍するだけのことが多いのですが、当院の細胞加工室では3回投与する時も、毎回新たに培養することで解凍する方法に比べてたくさんの軟骨を再生させることができるのです。

MRIでは膝の内側の後方に半月板断裂

 

MRIでは、はっきりと膝の内側の後方に半月板の水平断裂を認めました。白く写っているところがそうです。この場合、断裂部分は広いため関節鏡術では半月板を取り除くことになると思われます。そうなると数年後、膝の軟骨がすり減る原因となります。できるだけ半月板は残した方がいいのです。再生医療という新たな治療では、半月板の損傷部位を再生させてできるだけ半月板を取らないようにすることも可能となりました。幹細胞の威力はすごいものだといつも驚きばかりです。

幹細胞投与してどうなった?

幹細胞投与して3ヶ月経ってから受診されました。痛みについては約8割以上も軽減ししゃがみ込んだり階段での痛みがほとんど消失しました。この方は3回の幹細胞投与予定です。一回でもかなり改善は見られますが、マラソンを再びチャレンジするということでしっかり軟骨再生させたいとの事で、3回幹細胞投与を選ばれました。今後は筋力トレーニングや関節の状態を見ながらジョギングできるタイミングを見ていく予定です。

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                                     リペアセルクリニック
                                       院長 坂本貞範

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