症例紹介case introduction

70代女性 変形性膝関節症の幹細胞治療

7年前から膝が痛い

この方は、約7年前から膝の痛みが見られ1年前に増強し歩くことが困難となり近くのクリニックに受診しました。そこでは、もう人工関節しか方法がないとのことで落ち込んでいたところ、当院を知り来院されました。ヒアルロン酸注射も効かなくなり膝も曲がりにくい状態でした。

かかりつけの整形外科の先生に再生医療を相談したところ、『再生医療しても、軟骨はできないし効かないよ』と言われたそうです。再生医療を経験しているドクターは日本ではほんの一握りで、まだその効果効能知らないのが現状です。当初、再生医療を始める前、私も再生医療で変形性関節症の症状がこれほど楽になるものだとは想像もつきませんでした。やっと、近年では、学会で再生医療の分野で研究成果の発表が盛んになってきました。関節に幹細胞を入れると、軟骨ができるという結果も発表されています。その軟骨の種類も本来のものと同じ成分の軟骨が再生されます。

このように、当院に来られるほとんどの患者さんがかかりつけ医に再生医療を相談しても、否定的な答えしか帰ってこないのが現実です。しかし、実際に再生医療を受けて痛みが軽くなった時に、みなさん幹細胞の力の凄さを実感していただいております。もちろん、個人差があり、残念ながら思ったほど効果が出ない方もいらっしゃいますが、約7割以上の方が結果に満足されています。

レントゲンとMRI所見

レントゲンではK-L分類 grade4となり、末期の状態でした。MRIでは、内側、外側の半月板は共に削られて少なくなり、黒く写っている中に白い画像が損傷している部分となります。幹細胞では、軟骨を再生させるだけでなく、この損傷した半月板を再生させることもできます。半月板は膝のクッションの役目があるため、関節の変形が強くても半月板が残っている場合には幹細胞による治療の効果は高くなります。

変形性膝関節症の幹細胞治療

 

両膝に各1億個の幹細胞を投与する

両膝に1億個ずつの冷凍せず培養した幹細胞を投与しました。国内でも冷凍せず培養する幹細胞を投与できるところは少なく、やはり冷凍していない方が高い治療効果が認められます。

投与して痛みの推移は、治療前の痛みが10とすると、2ヶ月後は2、3ヶ月後は7、4ヶ月後は6、5ヶ月後は5、6ヶ月後は2とかなり痛いも軽くなりました。その後も徐々に軟骨は再生され痛みは軽くなると予想しています。私の治療経験から、幹細胞を投与してから1ヶ月おきに3分の1ずつ痛みが取れていくことが多く見られました。この方の場合、3ヶ月目でやっと3分の1となりましたが、その後はどんどん痛みがマシになり、半年後にはほぼ痛みなく生活が可能となりました。このように治療経過には多少の個人差はあります。

今後は、好きな運動も少しずつできればと意気込んでおられました。それまでしっかりと、自宅でも良いので筋力をつけていただければそれも可能ですと伝えると、とても喜ばれておりました。

<治療費>
関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 
投与回数(1回~3回) PRP治療含む 
132~418万円(税込)
<起こりうる副作用>
・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

 

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監修:院長 坂本貞範

 

 

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