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新型コロナウイルス「COVID-19」と幹細胞治療

スタッフ ブログ 免疫 幹細胞治療

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が出され、当院のある堂島クロスウォークも普段の賑わいはなく、閑散としている状況です。不安の続く中、みなさまはご自宅でどうお過ごしでしょうか。

 

さて、新型コロナウイルス「COVID-19」に対する臨床試験が全世界で足早に進められている中、現在期待されているのは抗インフルエンザ薬「アビガン」でしょうか。この薬は富士フイルムの子会社の富士フイルム富士化学が開発した医薬品です。富士フィルムは皮膚や膝軟骨の培養など、再生医療にも力を入れている会社ですね。

実は、新型コロナウイルスの治療に「再生医療」の有効性が期待されています。
すでに中国では、新型コロナウイルスに対する間葉系幹細胞(MSC)やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を投与する細胞療法や間葉系幹細胞由来のエクソソーム療法などの開発が活発化しているようです。

エクソソームとは細胞から分泌される膜小胞のことで、幹細胞の培養時にも分泌され、サイトカインや成長因子などのさまざまな機能を持つたんぱく質を含みます。そのエクソソームを新型コロナウイルス感染者の上気道に吸入する試験も上海で進められているようです。

また、北京でも新型コロナウイルス重症肺炎に対する幹細胞点滴の臨床試験が行われ、呼吸器症状の改善や炎症に関するデータに減少がみられたようです。

本当にさまざまな可能性を持った「幹細胞治療」、一刻も早く臨床試験を経て実用化されることを願います。

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